Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

意思決定研究所
Center for Decision Research

研究テーマ

意思決定過程の理論化と実証分析、処方的意思決定論の提案

研究キーワード:意思決定、行動意思決定論、行動経済学、意思決定論

研究概要

本研究では、社会状況における人々の意思決定過程の微視的分析をするための方法論の開発と、その方法論を用いた基礎研究ならびに実務的な応用研究を行うことを目的とする。
社会的状況における人間の意思決定は、必ずしも経済合理性を持つとは限らず、また一貫していない。たとえば、経済学における効用理論に基づいて経済政策を行おうとしても、消費者の意思決定の状況依存性を十分説明出来ず、対応に失敗することがある。また、個人の日常生活の意思決定が社会的環境に依存してなされるために、社会的予測が間違ったり、無効になったりすることがある。

本研究所では、このような意思決定の特徴を、インターネット調査、郵送調査、面接調査、行動観察、心理実験などの手法をもとに把握し、その知見をもとに、マーケティング、社会政策などの実務活動に役立てることを目標としている。

本研究の中核をなす人間の意思決定過程実験は、早稲田大学文学学術院の設備(心理学実験室、社会心理学実験室)で行われている。
眼球運動測定装置、実験制御用パソコン、映像ディスプレイ、データ解析用パソコン、計算ソフト等を用いて、意思決定過程のマイクロ分析の実験的検討を行う。現在これらの眼球運動測定装置を用いた実験が効果的に行われているが、今後もこれらの装置を用いて、意思決定の総合的研究を行う予定である。また、動物の意思決定過程も検討する。シンポジウムやワークショップを行う予定である。

所長

竹村 和久[たけむら かずひさ](文学学術院)

メンバー

【研究所員】
神前 裕(文学学術院准教授)
椎名 乾平(教育・総合科学学術院教授)
清水 和巳(政治経済学術院教授)
竹村 和久(文学学術院教授)
守口 剛(商学学術院教授)

【招聘研究員】
唐沢 かおり(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
坂上 貴之(慶應義塾大学文学部教授)
SABAWOON, Wrishmeen
三宮 真智子(大阪大学大学院人間科学研究科教授)
高橋 英彦(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学)
玉利 祐樹(東京大学医学部助教)
中村 豊(筑波大学システム情報工学研究科教授)
羽鳥 剛史(愛媛大学大学院理工学研究科生産環境工学専攻准教授)
林 幹也(明星大学人文学部心理学科教授)
藤井 聡(京都大学大学院工学研究科教授)
藤巻 峻(慶應義塾大学大学院社会学研究科准訪問研究員)
堀 芳樹(椿岸神社講奈良支部(月泉会)講元)
村上 始(日本学術振興会 特別研究員-DC2)
Larsen Henrik Sorgenfri
若山 大樹(駒澤大学経営学部教授)

※2021年11月3日更新

連絡先

竹村和久研究室
E-mail:[email protected]

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