Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

ヒューマン・ナチュラルリソースマネジメント研究所(HNRM研究所)
Human & Natural Resource Management Institution

研究テーマ

人間と自然資源管理(HNRM人材育成)と共生社会システムのモデル構築

分野:次代の社会システムを創造する

研究概要

1) Beyond Biodiversity 教育・研究プログラムの開発・推進

2015年9月25日の「持続可能な開発サミット」で、国連加盟国は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択した。現在、国連のミレニアム開発目標(MDGs)を土台に、通称「グローバル・ゴールズ」の価値創造に伴う持続可能な発展目標(SDGs)の計画・実施・行動が求められている。このSDGsと連動し社会課題を解決へ向ける実践・行動を促し、「私たちが望む世界(The World We Want)」をデザインした生物多様性を超える新たな価値を創造することがBEYOND BIODIVERSITY研究である。2021年度末までの助成終了までに、早稲田大学のアジア提携大学にて、生物多様性をテーマにセミナーとフィールドワークを開催。アジアの学生によるBeyond Biodiversity宣言を策定する。(イオン環境財団助成事業)

2) Asian Environmental Students Platform(ASEP)のプログラムデザイン・指導

上記の研究成果は、同じくイオン環境財団による「アジア環境学生プラットフォーム(ASEP)」のプログラム企画・運営及びプログラム開催を通じて、東南アジア各国に還元し、環境問題の解決を図るフューチャーリーダーの養成を行う。1週間のセミナー・フィールドワークの指導・引率を担当し、最終的に課題に対するプレゼンテーションの評価、成果統合を行う。(イオン環境財団助成事業)

3) 人間と自然資源管理(Human and Nature Resource Management;HNRM)研究

HNRMは、「現在だけではなく、現在、そして未来のために、土地、水、土壌、動植物のような自然資源を管理することであり、農林水産業、鉱業、観光業の持続的発展可能性を模索するものである」。
これまでは資源管理に関する研究は土地管理を中心として欧米を中心に進められてきた。しかし、ここで重要な点は、農林水産物を単なる食糧としてとらえるのではなく、経済・経営、社会、文化、自然環境の中でのシステムの総体として位置づけることである。
本研究ではアジア型の資源管理を定義し、それを通した人材育成をアジアの早稲田大学提携校を拠点にシステムを開発していく。(イオン環境財団助成事業)

研究報告

【2019年度】
1.Beyond Biodiversity 教育・研究プログラムの開発・推進
 国際的な生物多様性をめぐる既存の枠組みを超え、持続可能な発展目標(SDGs)への社会課題を解決へ向ける実践・行動を促し、私たちが望む世界(The World We Want)」に向けえて社会システムデザインすることがBEYOND BIODIVERSITY研究である。2017年度はカンボジア(王立プノンペン大学)にて「Hearing the Voice of Nature」、2018年度はインドネシア(インドネシア大学)にて「SDGs+1」、2019年度はタイ(チュラロンコン大学)にて「SDGsハッカソン」をテーマにフィールドワークとセミナーを開催し、生物多様性の価値を基盤にした平和の経済、環境システムデザイン、脱プラスチックへのソーシャルイノベーションによるビジネスデザインを行った。

2.公益財団法人イオン環境財団主催ASEP(Asia Students Environment Platform)の環境教育プログラムマネジメント
 アジアの学生が集い、環境保全や自然との共生のあり方についてフィールドトリップとディスカッションを通じて次世代の環境リーダーを育てるASEPの環境教育プログラムマネジメントを担った。本プログラムは2012年度より毎年開催されており、2015年度はベトナム(ベトナム国家大学ハノイ校)で開催され、2016・2017年度は日本(北海道・東北)、2018年度はマレーシア(マラヤ大学)、2019年度はカンボジア(王立プノンペン大学)で開催された。毎年、受け入れ大学とイオン環境財団に向けてプログラム提供・運営マネジメント全般を担当した。

3. 人間と自然資源管理(Human and Nature Resource Management;HNRM)研究
 「飲食」をめぐる環境問題の課題について、アクチュアルな事例やテーマから多面的・複合的に考察した。とりわけ農業から食卓へのフードシステムにおける価値変遷とその社会的表象(フランスと日本の事例、日本の有機農業運動の歴史,産消提携、身体と食、グローバル化するフードシステム、食料主権、アグリビジネスとアグロエコロジー、フェアトレード)の課題に焦点を当て、多文化横断型の学際的研究・教育活動を行った。

所長

福田 育弘[ふくだ いくひろ](教育・総合科学学術院)

メンバー

【研究所員】
福田 育弘(教育・総合科学学術院教授)
友成 真一(理工学術院教授)
納富 信(理工学術院教授)
岡田 久典(環境総合研究センター上級研究員(研究院講師))

【客員研究員】
吉川 成美(客員主任研究員(研究院客員教授))
礒貝 日月(客員次席研究員(研究院客員講師))

【招聘研究員】
松原 一樹(広島県庁)
三村 一郎(株式会社三國屋代表取締役、第一硝子株式会社取締役、有限会社みむら代表)

連絡先

研究所の学内箇所: 早稲田大学 教育・総合科学学術院福田育弘研究室
E-mail:[email protected]

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