趣旨
コンゴに生まれ、パリを経てロサンゼルスへ——3つの大陸を横断しながら紡がれてきた言葉は、植民地の記憶と現代アフリカを、時に軽やかに、時に鋭く照らし出す。小説『割れたグラス』、『ヤマアラシの回想』(以上、国書刊行会)の作者は、2016年、作家として初めてコレージュ・ド・フランスの教壇に立った。今夕語られるのは、講義録『アフリカ文学講義』(みすず書房)のその続き——日本に暮らす私たちに向けたアフリカをめぐるもうひとつの講義。

開催概要
- 日 時:2026年10月31日 15:00〜17:00
- 場 所:早稲田大学 戸山キャンパス36号館382教室
- 対 象:学生・教職員・一般
- 言 語:フランス語(逐次通訳付)
- 参加費:無料
- 共 催:現代フランス研究所、早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース
講演者プロフィール
アラン・マバンク氏(『割れたグラス』著者プロフィールより)
1966年コンゴ共和国ポワント=ノワール生まれ。首都ブラザヴィルの大学で学んだのち渡仏、法学を修める。その後は法律コンサルタントとして働く傍ら、詩人として出発する。
最初の小説『赤―青―白』(1998年)はブラック・アフリカ文学大賞を受賞し、一躍注目を集める。2005年に発表した本書『割れたグラス』ではフランコフォニー五大陸賞をはじめ数々の文学賞を受賞、翌年発表の『ヤマアラシの回想』(本シリーズで刊行予定)ではフランスでもっとも権威ある文学賞のひとつルノドー賞を受賞する。以降、現代アフリカ文学の最重要作家のひとりとして、その作品は20以上の言語に翻訳され、活躍の幅を世界的なものへと広げていく。2006年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授としてフランス語圏文学とクリエイティヴ・ライティングを教える。2015年には国際ブッカー賞のファイナリストに選出、さらには作家としてはじめてコレージュ・ド・フランスの招聘教授に着任する。2022年の国際ブッカー賞では選考委員を務める。
邦訳書に上述のコレージュ・ド・フランスでの講義録『アフリカ文学講義』(みすず書房)と自伝的作品『もうすぐ二〇歳』(晶文社)がある。
申込
予約不要
問合せ先
早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース
salut[at]list.waseda.jp
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