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早稲田大学と神奈川県の「宇宙関連産業の振興に関する連携と協力に関する協定」締結について

学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下「早稲田大学」)と神奈川県(所在地:神奈川県横浜市、黒岩祐治知事)は、宇宙関連産業の振興に寄与するため、「連携と協力に関する協定」(以下、「本協定」)を締結しました。早稲田大学が行政機関との間で宇宙関連の連携協力協定を締結するのは初めてです。また、早稲田大学は神奈川県内に初となる拠点を設置する予定です。

写真左:神奈川県 黒岩祐治知事 写真右:早稲田大学 田中愛治総長

本協定の目的

相互協力が可能な各分野において、双方が互恵の精神に基づいた、緊密な連携と協力により、宇宙関連産業の振興に寄与することを目的とする。

主な連携事項

(1)資源の利用に制約がある宇宙環境での技術を、地上における持続可能な暮らしに活用していく、「宇宙と地上の双方での活用」の普及啓発等に関すること

(2)宇宙関連産業の振興に寄与する人材育成・確保及び人材交流等に関すること

(3)早稲田大学が神奈川県内に設置する宇宙QOL・ECLSS共創拠点の研究成果の社会還元・社会実装に関すること

早稲田大学が推進する宇宙QOL・ECLSS共創拠点について

早稲田大学は総合研究機構 グローバル科学知融合研究所野中朋美教授(本属:理工学術院)が研究代表者となり採択された、JAXA 宇宙戦略基金事業「SX-CRANE」(採択課題名:一般民間人の健康・快適宇宙生活を実現する宇宙QOL研究開発拠点)(以下、「本事業」)を通じて、宇宙QOL向上と地上社会への価値還元を目指した研究開発を推進します。

本事業では、これまで高度な訓練を受けた宇宙飛行士を前提としてきた宇宙システムを、近い将来、一般民間人の宇宙利用を前提として、一般民間人の快適・健康な宇宙生活、すなわち「宇宙QOL」の実現を目指します。その研究成果は、災害時の避難環境、医療・介護、ホスピタリティ分野など、地上社会にも還元できるものです。宇宙と地上双方に価値を還元する新たな研究拠点の実現を目指します。

図1. 人間中心の研究アプローチによる宇宙QOL研究開発イメージ

また、本事業の研究代表者である野中教授が、別に研究代表を務めている教育・人材育成プログラム(文部科学省「宇宙人材育成事業」令和7年度採択「ECLSS環境における人間の快適性を支える製品・サービスデザイン人材育成プログラム」)と連携し、非宇宙分野からの人材育成、裾野拡大、社会受容の向上を推進します。

これらを推進し、研究成果を社会実装につなげるため、今後、神奈川県内に「宇宙QOL・ECLSS共創拠点」を設置する予定です。本拠点では、研究開発に加え、情報発信、人材育成の連携とともに、将来的には、個別に開発された技術を宇宙生活環境に統合して実験・実証する「宇宙QOLラボ」への発展を目指します。

図2.宇宙QOL・ECLLS共創拠点の研究展開イメージについて

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