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グローバルヘルス研究所 セミナー「ハンセン病問題を考える ~グローバルな文脈から日本の経験を捉え直す」

開催概要

  • 日 時/Time and Date:2025年1月14日(水)17:00-18:40
  • 場 所/Venue:早稲田大学 早稲田キャンパス15号館101号室
  • 対 象/Target:学生・教職員・一般
  • 言 語/Language:日本語
  • 主 催/Organaized by:国立ハンセン病資料館、早稲田大学グローバルヘルス研究所

チラシ

趣旨/Gist

ハンセン病患者に対する強制隔離が行われていた時代、「壁の向こう側」にあった療養所について考えます。1996年に強制隔離を定めた「らい予防法」が廃止され、2001年に裁判で国の人権侵害が認められましたが、ハンセン病に対する偏見差別は今も続いています。本セミナーでは、ハンセン病問題の、日本における歴史と現状だけでなく、東南アジアにおける現状について報告を受けます。それを受けて、パネリストが、国際人権と健康への権利の視点から、国連とグローバルヘルスの視点から、優生保護法の視点から、議論をおこないます。

なお、1月14日(水)~1月27日(火)10:00~18:00(初日は12時から、最終日は16時まで、入場無料)、早稲田大学ワセダギャラリーにおいて、写真展「その壁の向こう側 ―写真が語るハンセン病問題の真実―」が開催されます。本展は、ハンセン病患者に対する強制隔離が行われていた時代、「壁の向こう側」である療養所に足を踏み入れた写真家・趙根在が記録した作品8点を紹介します。

プログラム等/Program

17:00-17:05 セミナーの趣旨説明(グローバルヘルス研究所 棟居徳子)

17:05-17:30 日本におけるハンセン病問題の歴史と現状(国立ハンセン病資料館 大高俊一郎)

17:30-17:50 東南アジアにおけるハンセン病問題の現状(早稲田大学アジア太平洋研究科 宮内しおん)

17:50-18:25 パネル・ディスカッション

・国際人権と健康への権利の視点からコメント(社会科学総合学術院 棟居徳子)

・国連とグローバルヘルスの視点からコメント(国際学術院 勝間靖)

・優生保護法の視点からコメント(文学学術院 豊田真穂)

・大髙さん・宮内さんからのご返答

18:25-18:35 参加者との質疑応答

18:35-18:40 閉会の挨拶(グローバルヘルス研究所 勝間靖)

参加申込み方法/Registration

登録不要、参加自由

問合せ先

棟居徳子教授

munesue[at]waseda.jp

※お手数ですが、[at]を@におきかえて入力ください。

登壇者のプロフィール/Profile

大高俊一郎(国立ハンセン病資料館)

宮内しおん(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科大学院生)

棟居徳子(早稲田大学社会科学総合学術院教授)

勝間靖(早稲田大学国際学術院教授)

豊田真穂(早稲田大学文学学術院教授)

Dates
  • 0114

    WED
    2026

Place

早稲田キャンパス15号館101号室

Tags
Posted

Wed, 10 Dec 2025

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