「生きがい」も持った女性 日本におけるレジリエンスのミクロストリア
レジリエンスとは何か?日本では、レジリエンスを通して、命にしがみつき、前進し、逆境を克服しようとする人生に寄り添う言葉である「生きがい」について考えることができる。
災害は、何の前触れもなく発生し、人生を転覆させ、目標を諦めさせる出来事である。2011年の地震、津波、原発事故は、地域の様相を一変させ、被災者にゼロから再出発し新たな目標や生きがいを探すことを余儀なくさせた。
日本のレジリエンスの実態を紹介する。過疎化した地域社会において、生存、復興あるいは、放射能の管理に貢献している女性たちに出会った。震災以前から漁業や農業といった重要な分野に携わっていた女性、女性リーダー、生きがいを持った女性である。
この展覧会では、東北地方においてジェンダー視点から震災を研究している数人の女性研究者が、近年撮影した写真を集めた。写真は各研究者のフィールドワークの中で、それぞれの物語を語ってくれた女性や少女を撮影したものである。
開催概要
- 日 時:2023年11月7日~24日
- 主 催:Elisa Gavari Starkie 教育史・比較教育学科、UNED図書館
- 企 画:Carmen Grau Vila, 早稲田大学地域社会と危機管理研究所
- 協 力:Alyne Delaney, 東北大学 東北アジア研究センター.Julia Gerster 東北大学IRIDeS, Miwako Kitamura 東北大学IRIDeS,Michi Mochizuki 静岡大学,Satoru Okabe NPO法人ロシナンテス,専修大学,Carmen Grau Vila, 早稲田大学地域社会と危機管理研究所
国際交流基金のサポート With the support of Japan Foundation
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問合せ先
t.asakawa[at]waseda.jp
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