2023年度 第1回 教師教育研究フォーラム
「教育の今」 実践力ある教師を育てる。
こども基本法の誕生と学校教育の展望
―生徒指導提要の改訂を踏まえて―
教師教育研究フォーラム設定理由
近年、教育の危機が叫ばれ、教育を再生するために、子どもにかかわるすべての人々に実践力、教育力、人間力、対応力が求められ様々な取り組みがなされています。その結果、協働的で自立した教師、教材開発力や授業実践力を身にけた教師、子どもや保護者と向き合い共感できる教師の育成あるいは養成が急務とされてきています。
子どもたちはどうなっているでしょうか。
子どもたちは「いのち」にかかわる、いじめ、差別、偏見、不登校、貧困、自死、虐待あるいは学力からの逃避などが日常的に起き、その課題や問題点については様々な箇所で語られています。状況は困難を極めています。
今回のフォーラムはこども家庭庁の発足を踏まえて子どもの今とこれからを考えます。2023年4月にこども家庭庁が発足しました。その中で大きな役割を果たすこども基本法を学びながら子どもと向き合い、子どもがかがやくために何ができるのか喜多明人先生の講演から学んでいきたいと考えます。
このフォーラムが幼、保、小・中・高等学校等の現職教員やこれから教職を目指す学生の、教育者としての資質の向上に資するだけではなく、自分の進路を模索している学生や一般の皆さんにも、これからのあゆみのきっかけになることを願っています。
開催概要
- 講演テーマ:こども基本法を教育にどう生かすか ―子どもの「いのち」が、かがやくためにー
- 日 時:2023年5月21日(日)15:00から17:00
- 会 場:早稲田大学国際会議場3階 第三会議室 市島記念会議室(控室)
(東京メトロ東西線 早稲田駅下車 徒歩10分) - 講 演:喜多 明人氏(早稲田大学名誉教授)
- 司 会:鈴木 亮太氏
- 運 営:安達 昇氏
- 参加費:無料(先着40名)(現在は終了しております。)
- 主 催:早稲田大学教師教育研究所(所長 藤井千春教育・総合科学学術院教授)
- 共 催:早稲田大学総合研究機構
早稲田大学教師教育研究所HP: http://www.waseda.jp/prj-kyoshikyoiku/
※これまでの活動につきましてはHPを参照してください。
問い合わせ
安達 昇
▪早稲田大学教師教育研究所
▪メール:[email protected]