上映会とトーク
『原発を止めた裁判長 そして原発を止める農家たち』
平和学研究所主催による上映会を開催いたします。
後日に小原靖浩監督と樋口裁判長をお招きして、トークセッションを企画しております。どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。
2011年3月に起きた東日本大震災を契機に、原子力発電所の安全神話に疑義を唱えられ、原発の差し止め裁判が各地で起こった。その国が定めた安全基準は、原発事故が日本の崩壊につながりかねないものだからこそ、きわめて厳格で正しい、と誰もが思っていた(あずである)。しかし、福井地裁の元裁判長樋口英明氏はその「当たり前」を覆した。本作品は樋口さんが提唱した「樋口理論」を軸に原発の危険性を説く姿を追った。
また、原発によって被害を受けた有機農業を営む農家さんたちが、ソーラーシェアリングという技術を活用して営農型発電に取り組み、新たな一歩を踏み出す姿を追っている。本作品は昨年公開され、全国各地で上映され続けている作品である。2022年2月のロシアによるウクライナ戦争をきっかけにエネルギー価格が高騰したことを受け、岸田首相は昨年最大9期を稼働させる方針を表明した。一方で、ドイツはこの4月に脱原発を実現した。戦争と気候変動が進む今こそ上映する価値のある作品であると考える。
開催概要
◇第一弾:ドキュメンタリー上映
◇日 時:2023年5月15日 10時40分~ 12時20分
◇場 所:15号館 401教室
◇対 象:学生 教職員
◇言 語:日本語
◇参加費:なし
◇第二弾:小原靖浩監督と樋口裁判長をお招きして、学生とのトークセッション
◇日 時:2023年5月22日 10時40分~ 12時20分
◇場 所:15号館 401教室
◇対 象:学生 教職員
◇言 語:日本語
◇参加費:なし
◇コメンテーター:大野和興(農業ジャーナリスト)、早大堀ゼミ学生有志
参加申込み方法
下記にお問い合わせください。(現在は終了しております。)