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次世代ジャーナリズム・メディア研究所:NHK放送文化研究所共催 オンライン連続講座 「市民とともにつくるエンゲージド・ジャーナリズム」第7回

「市民とともにつくるエンゲージド・ジャーナリズム」第7回

概要
  • 日 時:2022年9月3日(土) 午前10:00~11:30
  • ゲストスピーカー:ステファニー・マレイ(ニュージャージー州モントクレア大学Center for Cooperative Media 所長)
  • 司 会:高橋恭子(早稲田大学 政治経済学術院 教授)
  • 参加費:無料
  • 開 催:オンライン会議形式(Zoom)
お申込 (現在は終了しております。)

事前登録が必要になります。こちらよりアクセスし、ご登録ください。ご登録頂くと、Zoom参加のご案内メールが届きます。

※日英の同時通訳がつきます。
※内容は収録し、ご登録頂いた方には事後一定期間、動画を視聴できるようにします。

ゲストスピーカーのご紹介


今回のゲストスピーカー、ステファニー・マレイさんは、アメリカ東部ニュージャージー州立モントクレア大学ジャーナリズム校でメディアの連携を調査研究するセンター「Center for Cooperative Media」を運営しています。

ニュースメディアの経営が厳しさを増し、買収合併や廃刊によってメディアの数が減り、取材要員の規模縮小も続く中、アメリカではメディアやジャーナリストが組織の枠を超えて連携し、さらに市民の力も借りることで、取材力を強化し、より多様な視点を反映した発信をめざす試みが広がっています。ステファニーさんのチームは、こうした事例を調べ、成否の鍵は何かなどを分析するとともに、ニューヨークとフィラデルフィアという大都市にはさまれて苦戦してきた地元ニュージャージーのローカルメディアどうしやメディアと市民の連携を支援してきました。

今回の講座では、具体的な事例の紹介も交えながら、メディアの連携とエンゲージメントの親和性や相乗効果、地域メディアのエコシステムを育むことの意味などについて話をして頂き、質疑や意見交換をする機会とします。

オンライン連続講座について

報道への信頼低下や読者・視聴者離れ、多様性欠如の表面化など、伝統メディアは今さまざまな危機に直面しています。デジタル空間には真偽ないまぜの情報が氾濫し、偽情報の拡散、陰謀論の浸透などによって人々は何を信じれば良いのかわからない、あるいは根拠を欠いても自分が信じたいことを信じる、という事態も起きています。こうした状況を背景に、アメリカやヨーロッパでは、市民とつながり、信頼を育み、ともにニュースをかたちづくり、発信していこうというエンゲージド・ジャーナリズム(Engaged Journalism)の試みが広がっています。「市民のために」ではなく「市民とともに」、人々を「情報の受け手=オーディエンス」だけではない「情報発信の協力者=パートナー」と位置づける。双方向の対話のチャンネルを開き、その疑問や意見に謙虚に耳を傾けるところから始め、信頼できる情報を共有し、地域の課題解決にもつなげていこうという取り組みです。

早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所とNHK放送文化研究所が共催するこのオンライン連続講座ではエンゲージド・ジャーナリズムの実践者や研究者を招き、多様なエンゲージメントの実践と実績、背景にある問題意識などについて同時通訳を交えて話を聞き、交流する機会を設けていきます。

Dates
  • 0903

    SAT
    2022

Place

オンライン開催(Zoom使用)

Tags
Posted

Fri, 05 Aug 2022

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