教師教育の今を問う ―教師教育の課題とこれから―
趣旨
近年、教育の危機が叫ばれ、教育を再生するために、実践力や教育力、人間力のある教師が求められ様々な取組がなされています。協働的で自立した教師、教材開発力や授業実践力を身に付けた教師、子どもや保護者と向き合い共感できる教師の育成あるいは養成が急務とされています。
早稲田大学教師教育研究所(所長 藤井千春教育・総合科学学術院教授)は2002年にプロジェクト研究所として早稲田大学専任教員、公立・私立の初等・中等・高等教育の教職員、管理職及び教員OB・OG、他大学の教員などをメンバーとして研究活動を進めてきました。
研究所は「学生、現場の教員、研究者、市民」との交流を進めながら教師教育の課題と向き合い教員養成、教員採用、教員研修、教育政策、教育実践、教材開発、実践交流などの活動を行ってきました。
研究所は設立から20年の研究活動を更に発展させるためにコロナ禍の中で研究所として活動の輪を広げ教育研究、実践を深めていこうとしています。一人ひとりが自立をし、切磋琢磨して新しい教師教育を創り上げていくことが今求められています。働き方改革、AIによる学習など待ったなしで波が押し寄せています。
このような思いの中で第1回の教師教育研究フォーラムを開催します。
このフォーラムが現職教員やこれから教職を目指す学生の、教育者としての資質の向上に資するだけではなく、自分の進路を模索している学生や一般の皆さんにも、これからのあゆみのきっかけになることを願っています。
開催概要
- 日 時:2022年5月22日(日)15:00~17:30
- 場 所:早稲田大学 国際会議場3階 第三会議室
- 参加費:無料(先着30名)(現在は終了しております。)
- 主 催:早稲田大学教師教育研究所
- 共催、後援:早稲田大学総合研究機構
- 講 師:油布佐和子氏(研究所研究員 早稲田大学)
菊地 栄治氏(研究所研究員 早稲田大学)
藤井 千春氏(研究所所長 早稲田大学) - 指定討論者:安田忠治氏
お問合わせ先
安達 昇 [email protected]
早稲田大学教師教育研究所運営委員長