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ヒューマンパフォーマンス研究所:日本科学未来館 研究エリアで活動開始

スポーツ科学と理工学のノウハウを結集し、運動能力の開発と拡張を目指す

概要

ヒューマンパフォーマンス研究所(所長:川上泰雄教授[スポーツ科学学術院]、副所長:上杉繁教授[理工学術院])が、2022年4月1日より日本科学未来館(東京・お台場)研究エリアに入居、研究活動を開始しました。

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具体的内容

ヒューマンパフォーマンス研究所は、人間に備わる潜在的な身体能力の開発を志向した基盤研究と成果の一般社会への応用を目指し、2017年に設立されました。日本科学未来館 研究エリアでは、研究所に所属するスポーツ科学・理工学を専門とする本学の教員グループが核となり、運動計測・解析ラボを構築します。

スポーツ科学の分野においてバイオメカニクスや生体計測の専門家である川上教授と、理工学の分野において道具による人間の経験の幅を拡げる方法論の構築を進める上杉教授、人型ロボット(ヒューマノイド)の第一人者である高西淳夫教授と大谷拓也研究員、生体適合性ナノシート電極を世界に先駆けて開発し、スキンエレクトロニクスとしての応用に取り組む武岡真司教授が、身体運動の詳細解析やロボット開発に向けたコラボレーションに取り組みます。本学の教員による学際的な取り組みが、個々の研究者が所属するキャンパスを離れ、先端科学技術と社会を結ぶ場の創造を目指す日本科学未来館を舞台とした共同研究や科学コミュニケーション活動として展開されます。

研究活動として、子どもやアスリート、高齢者を対象とした様々な運動パフォーマンスの計測、身体コンディションや運動技能を体感・拡張するための装置の開発と応用、運動できるヒューマノイドにおける人間のデータの活用が予定されています。また、小学生から大学院生・国内外からの来訪者にわたる方々の参加型イベントやセミナー等を通じた研究成果の国内外へのアピールを行います。本学教員・学生に加えて、国内外の様々な分野の研究者や企業の参画も予定されており、ヒューマンパフォーマンス研究所の活動が一層発展することが期待されます。

【子どもの運動能力の評価と改善/ランニングロボットの開発/ナノシート電極による筋活動計測/跳躍能力拡張デバイスの検証】

【感覚コントロールによる運動介入システム】

【ナノシート電極の例】

 

日本科学未来館

【建物外観】

※Webサイトはこちら⇒ 日本科学未来館

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