家田修編著『語り継ぐべき原子力災害:フクシマとチェルノブイリ』の刊行に寄せて
ロシア東欧研究所では、以下の要領で、Zoomのオンラインによる研究会を開催します。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。
開催概要
- 日 時:2024年5月11日(土)午後3時開始
- 報告者:編著者家田 修氏(ロシア東欧研究所招聘研究員)「福島の汚染調査で私たちがやってきたことから原子力災害へ:刊行のねらい」
- 共同執筆者:今中哲二氏(京都大学複合原子力科学研究所研究員)「福島の汚染調査でやってきたこと」
藤岡毅氏(大阪経済法科大学21世紀社会総合研究センター客員教授)「『語り継ぐべき原子力災害:フクシマとチェルノブイリ』へのコメン - 司 会:長與 進
家田修編著『語り継ぐべき原子力災害:フクシマとチェルノブイリ』(東信堂 2023年12月)
はじめに(家田修)
第一部 原子力災害による放射能汚染と被曝
第1章電離放射線と健康:いま誰もが知っておくべきこと(O. I. ティムチェンコ)
第2章福島原発事故による放射能汚染と放射線被曝(今中哲二)
第3章 チェルノブイリ原発事故と生物相(D. M. フロシィンスキー)
第4章 福島における昆虫の形態異常と年次変化(秋元信一)
第5章 放射生態学的・医学的影響の比較(M. V. マリコ)
第6章 福島第一原発事故被災動物の包括的線量評価事業の立ち上げと今後(福本学)
第二部 原子力災害と社会
第7章 畜産農家にとっての避難(植田今日子)
第8章 生活再建ライフイベントとしての仮住まい(西﨑伸子)
第9章 避難者の声:文化としての原子力災害(家田修・家田裕子)
第10章 ウクライナ・ポレーシエ地方のチェルノブイリ原発事故被災者と移住者の語りによる伝統文化の研究(アレクサンドラ・ブリティナ)
第三部 原子力災害研究の新たな射程
第11章 持続的な外傷性ストレス、フラッシュフォワード(成元哲・牛島佳代)
第12章 災害と事故:「原発災害」の意味(城下英行)
第13章 棄民の系譜からの自由(太田育子)
第14章 震源域・核発電・再稼働(高幣秀知)あとがき(家田修)
参加料:無料
ZOOMアドレス
https://us02web.zoom.us/j/83401521686?pwd=cmdQT1ZBbmtzMmg5SDlDMHlEQkRRdz09
ミーティング ID: 834 0152 1686 パスコード: 938490
問合せ先
▮早稲田大学ロシア東欧研究所:所長 田中孝彦
▮事務担当:鈴木 健夫 suzuken[at]waseda.jp
※お手数ですが[at]を@に書き換えてお送りください。