2025年10月より大学総合研究センターでは、主として将来大学教員になることを目指す、早稲田大学に所属する大学院生(主に博士後期課程学生)・若手研究者を対象として教授方法のトレーニング機会を提供するプレFD(※)の一つである大学教員準備講座Waseda Future Faculty Programを公開しました。頭文字を取って、WAFFUL(ワッフル)と呼称しています。WAFFULは本学が利用するLMSであるWaseda Moodleにて公開しており、対象者は全て無料で利用することができます。
WAFFULは主として基礎編・発展編(コアコース)から成り、基礎編では教授法の基礎(授業設計、授業実施・運営、学習評価、授業改善)についてオンデマンド動画により学ぶことができ、確認テストを受験することで知識の定着を確認することができます。自身の興味のある講座だけ選択して受講することもできます。発展編はより実践的な内容として、シラバスや授業案の作成講座(オンデマンド動画)に加え、希望者を対象に対面での模擬授業を実施し、参加者や大学総合研究センタースタッフからのフィードバックを受けることができます(2025年度は2026年2月実施を予定)。またオプションモジュールとして、過去に開催したFaculty CafeなどのFDセミナーについても録画映像を公開しており、自由に視聴することができます。
また、WAFFULは大学教員を目指す方向けの講座ではありますが、一般に高等教育や「教える」スキルを身に付けることに興味をお持ちの方にも是非ご活用いただきたく、幅広い皆様の受講をお待ちしております。「教える」スキルの修得は、さまざまなトランスファラブルスキル(転移可能なスキル)を身に付けることにもつながります。
Waseda Moodleにて「Waseda Future Faculty Program~若手研究者のためのアカデミックキャリア養成プログラム~」(学内者のみ)のコースからご利用ください。
リーフレット(PDF):
大学総合研究センターで提供するFDプログラムについて
大学総合研究センターでは、早稲田大学の全ての教員に向け、教授方法の向上を目的としたさまざまな活動(ファカルティ・ディベロップメント、FD)の機会を提供しており、その一環として、大学院生(主に博士後期課程学生)を対象としたプレFDプログラムも運営しています。なおプレFDプログラムの内容は、本学の高度授業TAの研修コンテンツや、新任教員向けのFDプログラムにも活用しています。