授業アンケートの評定平均値をどう捉えるか
授業アンケートは、全国の大学で日常的に行われるようになっています。しかし、授業アンケートの結果を授業改善に結びつけることは現実的にはそう簡単なことではありません。むしろ、授業に新たな工夫を取り入れてみたときに、その効果や課題を確認するのに有用になります。アンケートの項目は、通常、段階評定の形式を取ることが多く、結果は、その評定平均値で表現されます。その値をどのように捉えて、授業の特徴をアピールすることができるのか、いくつかの事例に基づいて考えてみたいと思います。
講師プロフィール
大塚 雄作
国際医療福祉大学 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部 心理学科 教授。
京都大学名誉教授。大学入試センター名誉教授。
東京大学教育学部教育心理学科卒業、同大学院単位取得退学、大学入試センター研究部助手、放送教育開発センター研究開発部助教授・教授、メディア教育開発センター教授、大学評価・学位授与機構評価研究部教授、京都大学高等教育研究開発推進センター教授・同センター長、大学入試センター試験・研究副統括官、同試験・研究統括官(副所長)、国際医療福祉大学大学院特任教授を経て、2021年より現職。専門は教育心理学・教育評価。メディア教育開発センター、京都大学高等教育研究開発推進センターにおいて、授業評価に関する研究開発の経験がある。
【当日の流れ】
司 会: 蒋 妍(大学総合研究センター 講師)
挨 拶: 濱中 淳子(教育・総合科学学術院 教授 大学総合研究センター副所長)
講 演: 大塚 雄作(国際医療福祉大学 教授、京都大学名誉教授、大学入試センター名誉教授)
質疑応答
【日時】 2022年11月29日(火)13:00-14:30
【開催】 ZOOM
【対象】 早稲田大学教職員(非常勤講師含)
【申込】 MyWaseda Application Form
皆様のご参加をお待ちしております。
【問合せ先】
大学総合研究センター
E-mail:watac[@]list.waseda.jp