2015年1月21日に第3回JKGPCのスタディーツアー報告会が開催された。
JKGPCの大会入賞者は副賞として韓国へ渡航する(DCC協賛)。高麗大学や延世大学へ訪問し、コンペティションで競った学生との再会や、現地視察などを通して学んだこと等が報告された。
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スタディーツアー報告
「入賞したら、韓国に行けるかもしれない!」というのがJKGPCに参加した動機の一つだったという学生たち。スタディーツアーでは、韓国の大学(延世大学・高麗大学)を訪問し、キャンパスツアーや英語科目の授業に参加。「あなたにとっての”Happiness”とは何か」をディスカッションしたり、寸劇を行ったりと学生参加型の授業を体験した。教員の使用言語は終始英語であったこと、学生自体の語学スキルが高かったことなどが述べられた。また教員や学生たちと食事を楽しんだり、名所史跡を訪問、チマチョゴリの試着など、韓国の食文化や歴史にふれる機会も得たそうだ。アメリカ留学時代を共にした韓国の友人と、再会したメンバーもおり、実はJKGPCのエントリーのために、PCを借りた友人だったというエピソードは印象的だった。
参加学生が制作したプロモーションマテリアル
JKGPCの大会やスタディーツアーの魅力を発信するために、参加学生が制作したPR動画が上映された。
プログラムの概要に加え、共に参加する韓国の学生と交流を深められること、プレゼンテーション能力や英語運用能力を向上できることなどのポイントが活き活きと盛り込まれていた。
教員の講評
今回決勝大会に進んだ学生たちは、それぞれ留学経験はあるものの帰国子女ではなく、日本で自身の努力と熱意で英語を身につけてきた学生であり、これまで英語でプレゼンテーションをする機会も無く大会に臨むにあたって多くのことを学ばなければいけないといった課題があった。この大会を通し、英語力、プレゼンテーション力だけでなく、異文化理解力が大きく向上するなど、その成長には目を見張るものがあり、決勝大会で上位を得たという自信が学生たちの所作にも表れてきている。この大会をきっかけにさらに自分の可能性を伸ばし、各国が切磋琢磨しつつも協力しあう、新しい時代をリードしてくれることを期待している。
(早稲田大学グローバルエデュケーションセンター助教 マスワナ紗矢子先生)
第1回~第3回のエントリー動画、決勝大会の様子は以下のページからご覧いただけます。
http://taiken-waseda.jp/campus/waseda_korea.html