2014年6月6日に第3回 Japan-Korea Global Presentation Competitionの決勝大会が開催されました。
審査の結果、最終順位は以下のとおりとなりました。
※本コンペティションは、英語によるプレゼンテーションスキルの向上、グローバルリーダーとしての意識の高揚、大学間の国際連携強化等を目的としており、オンラインと対面を組み合わせて審査を行う点に特徴があります。予選大会は動画コンテンツ制作管理ツール「Waseda-net Commons」を利用し、大学ごとにオンライン上で行います。エントリー各チームはCommons上にプレゼンテーションをアップロードし、審査員はアップロードされた動画をもとに審査を行うとともに、全学生、教職員によるオープン投票を行います。対面で実施する決勝大会は、第1回は2012年5月に早稲田大学、第2回は2013年3月に高麗大学にて開催しました。
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審査結果
第1位: 早稲田大学 T.Saeki “A Solution for the Dilemma between Global Demands of English and Adherence to Local Cultures” |
第2位: 高麗大学校 Happy wife, Happy life “Love in Asia” |
第3位: 高麗大学校 Team Sprout “Fostering Entrepreneurship in South Korea” |
審査員長賞: 高麗大学校 SWOT “A Korean Dream Come True -The need for Social Fiction-” |
審査員長賞: 早稲田大学 RVCM201“The Solution for the Children on Waiting List of Nursery School” |
DCC特別賞: 早稲田大学 Team VAMOS “Solution of pension problem” |
第3回目となる今回は、2014年4月にオープンしたばかりの早稲田大学の国際性を象徴する中野コミュニティプラザにて開催しました。テーマは、「Solutions for Social Problems in Our Country」。日本、韓国それぞれが抱える社会的問題を取り上げ、解決策の提案を行いました。プレゼンテーションの構成・話し方・提案内容・動画コンテンツの質等の点から厳正な審査が行われ、決勝大会に進出する3チームが各大学で選出されました。
決勝大会では、途中機器トラブルに見舞われるチームもありましたが、動揺することなく、各チーム堂々と発表を行いました。当日は、TV会議システムを利用して高麗大学校の審査員の様子を早稲田大学へ中継し、早稲田の教員やデジタルキャンパスコンソーシアムの会員企業4社の方々とともに審査を行いました。また、来年度から参加を検討されている慶應義塾大学、韓国・延世大学の先生方にも審査員、オブザーバとしてご出席いただきました。
決勝大会で入賞した各チームには早稲田大学、高麗大学校の総長名が併記された表彰状が授与されました。また、決勝大会進出チームにはStudy Tourが進呈され、高麗チームは、決勝大会翌日から早稲田チームのサポートを受けStudy Tourを実施し、交流を深めました。早稲田側チームも9月に韓国を訪問する予定です。
今回、見事に早稲田チームが優勝し、幕を閉じることができました。惜しくも受賞を逃したチームも含め、会を重ねるごとに参加学生の英語力やプレゼンテーションスキルが向上してきていると感じました。今後、参加大学数を増やし、さらにレベルの高い権威あるコンペティションとなるよう継続していきます。この大会を通じ、より多くの学生が海外でも通用するスキルを身に着けていくことを期待します。
第1回~第2回のエントリー動画、決勝大会の様子は以下のページからご覧いただけます。
第3回の模様も準備でき次第公開予定です。
http://taiken-waseda.jp/campus/waseda_korea.html