【インタビュー】元関脇・安美錦の安治川親方が稲門会・稲門相撲會を設立「早稲田に恩返しできたら」
【2024.09.07早稲田スポーツ】記事 中村環為 写真 上野慶太郎、安治川部屋提供、早大相撲部提供

合同稽古での申し合い。土俵上右は横山司(スポ1=東京・足立新田)、左は安治川部屋の安大翔
早大では、卒業生による団体を「稲門会(とうもんかい)」と呼ぶ。稲門会は体育各部稲門会、ゼミ稲門会をはじめ1300団体以上存在し、ことし7月には新たに「稲門相撲會(とうもんすもうかい)」が設立された。その会長は「業師」として多彩な取り口で土俵を沸かせた、元関脇・安美錦の安治川親方(令4スポM卒=青森・鰺ヶ沢)。親方は2019年に現役引退後、早大大学院スポーツ科学研究科修士課程で1年間研究し「相撲部屋におけるおかみさんの役割について」という修士論文を提出した。→続き・コメントを読む
◆安治川親方(あじがわ)
1978年10月3日生まれ。青森・鯵ヶ沢高出身。1996年に安治川部屋(現伊勢ヶ濱部屋)に入門し、翌年「杉野森」の四股名で初土俵。「安美錦」に改名後、2000年七月場所で新入幕。多彩な取り口で土俵を沸かせ、最高位は関取、獲得金星は計8個、三賞計12回。関取在位は大関魁皇と並び、歴代1位の117場所。2019年に引退後、2022年に早大大学院スポーツ科学研究科を修了した

昨年新設された安治川部屋の土俵。右上のモニターで稽古をすぐに見返すことができる

合同稽古後の早大相撲部と安治川部屋の力士一同(早大相撲部提供)
https://twitter.com/waseda_sports/status/1832373245456089243