先日東京六大学春季リーグ戦を制した早稲田大学野球部は、全日本大学野球選手権に出場しました。6月15日の準決勝では東日本国際大と対戦。5回に2点を先制されますが、6回で点を取り合う展開となり3-3の同点に。そのまま延長にもつれ込み、10回に勝ち越して決勝戦に駒を進めました。
16日の決勝では、前回王者の青学大と対戦しました。4回に相手のミスを見逃さず先制しますが、5回に2点を奪われ逆転を許します。その後は再三の好機を生かすことができず、打ち崩すことができないまま試合終了。1-2で惜しくも敗戦しました。
あと一歩、日本一に手が届かなかった野球部ですが、秋にもチャンスがあります。この悔しい経験を糧に、六大学野球秋季リーグ戦を制覇し、全日本で雪辱を果たして日本一に輝くことでしょう。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
詳細は以下、早稲田スポーツ新聞会の記事をご覧ください。
全日本大学野球選手権 6月15日 神宮球場
粘り強い試合運びで決勝進出 日本一まであと一つ/東日本国際大戦
【2024.06.15早稲田スポーツ】記事 橋本聖、写真 近藤翔太

8回のピンチを切り抜け、ほえる香西
準々決勝で九産大に快勝し、準決勝に進出した早大。この日は南東北大学野球連盟の代表校である東日本国際大と対戦した。先発したエース・伊藤樹(スポ3=宮城・仙台育英)は5回に適時二塁打を浴び、2点を先制されるも、直後の6回に吉納翼副将(スポ4=愛知・東邦)が逆転の3点本塁打を放つ。しかし、その裏に暴投で追いつかれるが、その後はお互いに要所を抑え、息をのむ展開に。延長にもつれ込み、10回に吉納副将の犠飛で1点を勝ち越すと、2回戦の大商大戦同様、延長タイブレークで勝ち越した1点を守り切った。緊張感漂うゲームを勝ち切った早大は前回王者・青学大が待つ決勝戦に駒を進めた。→続き・コメントを読む
全日本大学野球選手権 6月16日 神宮球場
再三の好機を生かせず敗戦 9年ぶりの全日本を準優勝で終える/青学大戦
【2024.06.16早稲田スポーツ】記事 小島大典、写真 沼澤泰平、梶谷里桜

先発の鹿田
前日に行われた準決勝で東日本国際大との死闘を制し、ついに決勝へと駒を進めた早大。最後の舞台の相手は「戦国東都」を制し、大会連覇を狙う青学大となった。多くのタレントがそろう最強軍団相手に、9年ぶりの日本一を懸け、東京六大学野球連盟代表の意地をぶつけた。試合は緊迫した展開が続いた。4回に小澤周平(スポ3=群馬・健大高崎)の四球と梅村大和(教4=東京・早実)の犠打に相手の失策が絡み1点を先制する。しかし続く5回に2本の適時打を浴び、2点を奪われ逆転を許した。先発の鹿田泰生(商4=東京・早実)は5回を投げて2失点。宮城誇南(スポ2=埼玉・浦和学院)、香西一希(スポ2=福岡・九州国際大付)がそれぞれ2回を無失点と強力打線相手に好投を見せたが、打線はその後も再三好機をものにできず。13残塁と本塁が遠く、4回以降は追加点を奪えないままゲームセット。9年ぶりの全日本大学野球選手権(全日本)を準優勝で終えた。→続き・コメントを読む

先制点に喜ぶ梅村

試合後の礼をする印出主将