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レスリング世界選手権 OG須崎が優勝、パリ五輪内定! 尾西は前年王者に善戦

女子50キロ級で優勝し喜ぶ須崎優衣(共同通信)

レスリング部OG須崎優衣、5度目の世界一

2023年レスリング世界選手権の女子50kg級で、準決勝までオリンピック王者の圧倒的な強さを見せつけ、決勝に進んだレスリング部OGの須崎優衣(2022年スポーツ科学部卒)。9月20日にモンゴルのオトゴンジャルガル・ドルゴルジャフ選手と対戦して圧倒的な内容で優勝、2024年パリ五輪の代表内定を勝ち取りました。

試合は第1ピリオドで10-0のテクニカルスペリオリティ(既定の差がついて試合が終了する)で勝利し、4度目の世界選手権優勝を達成。東京五輪を含めて5度目の世界一に輝きました。須崎は試合後のインタビューで、大会直前のけがで練習がほとんどできず不安な気持ちもあったことを明かし、周りの方々への感謝を口にしました。

決勝で須崎(右)はモンゴル選手を圧倒的強さで下した(共同通信)

須崎「世界チャンピオンとしてパリ五輪に挑むことに大きな意味」

「本当に今日優勝することができて、4度目の世界チャンピオンということでうれしく思います。世界チャンピオンとして、パリで五輪2連覇に挑むことに大きな意味があると思っていたので、ここでチャンピオンになってパリ五輪に行こうという気持ちで決勝に臨みました。自分のレスリングをやりきることができたので、良い形で優勝することができました。

実は19日前に怪我をして試合前までレスリングができていなくて不安だったのですが、たくさんの人がサポートしてくれたおかげで、このベオグラードの地でマットに立ってレスリングをすることができました。本当に支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。この優勝は、支えてくれた人たちに捧げたいと思います」(日本レスリング協会YouTubeより抜粋)

https://twitter.com/yui0630susaki/status/1705484628562190700

レスリング部2年・尾西大河は昨年王者に肉薄

男子グレコローマン55キロ級、前年世界王者のアゼルバイジャン選手と対戦する尾西大河(上)=共同通信

男子グレコローマン55㎏級に出場したレスリング部・尾西大河(スポーツ科学部2年)は、初戦で昨年世界王者のアジズリ(アゼルバイジャン)と対戦しました。善戦を繰り広げたものの、1―3で敗戦し、敗者復活戦に回りました。ここでは、カザフスタンの選手にテクニカルスペリオリティで敗れ、上位進出とはならず。15位で大会を終えました。しかし、世界王者との対戦で学びもありました。今後の活躍に期待がかかります。

尾西「前年の世界王者、緊張より楽しみの方が大きかった」

「組み合わせが出て、対戦相手が前年の世界王者と分かって、緊張より楽しみの方が大きかった。世界王者に勝つ準備はしてきたので、思い切りいけた。でも、相手の方がスタンドのさばき方が上だった。グラウンドでも、相手は一回で(ローリングを)返したけど、僕はできなかった。

体力では普通に勝負できた。相手の方がスタンドのかわし方など技術的な部分が上だった。ただ、メチャクチャ強いわけではないし、勝てない相手ではないと思いました。勝つために、スタンドでポイントを取り、グラウンドで返すことが自分には足りない。これから練習を重ねて取り組んでいかないといけないと思いました」(日本レスリング協会HPより転載)

対談:村岡桃佳×須崎優衣 金メダリストへの道のり

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