【連載】新体制特集『WASEDA FIRST』
【2023.04.04早稲田スポーツ】
昨季の全国大学選手権決勝、相手に大差をつけられ準優勝という悔しい結果に終わった早大ラグビー蹴球部。『日本一』まであと一歩、栄光をつかむためにチームに必要なこととはーー。それは、早稲田を、チームを『1番』に考え最後の最後まで目の前の勝負にこだわり続けること。『WASEDA FIRST』をスローガンに掲げ、伊藤大祐主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)率いる新チームが再び『荒ぶる』獲得に向けた長い戦いに出る。監督、そしてチームの中心となる選手たちに今季の意気込みを語ってもらった。
【第1回】フッカー佐藤健次×SH宮尾昌典(4/4)
【第2回】プロップ川﨑太雅×ロック藤井将吾×ロック村田陣悟(4/5)
【第3回】CTB岡﨑颯馬×フランカー永嶋仁(4/6)
【第4回】SO伊藤大祐主将(4/7)
【第5回】大田尾竜彦監督(4/8)
【第1回】フッカー佐藤健次×SH宮尾昌典
取材・編集 川上璃々、戸祭華子、長野恵治、千北佳英
新体制対談初回を飾るのは、今年度委員に選出されたフッカー佐藤健次(スポ3=神奈川・桐蔭学園)とSH宮尾昌典(スポ3=京都成章)の3年生コンビだ。1年生からレギュラーに定着し、先輩に引けを取らない驚異的なプレーで存在感を発揮してきたお二人。今やそれぞれFW、BKの主力としてチームには欠かせない絶対的存在となった。未来の早大を担う世代最強タックが今後に見据える展望とは。昨年を振り返りながらお話を伺った。→続きを読む
◆佐藤健次(さとう・けんじ)(※写真左)
2003(平15)年1月4日生まれ。177センチ。105キロ。神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部3年。取材中、宮尾選手の突っ込みに毎回笑顔で反論していた佐藤選手。スマホのケースには卒業した4年生とのプリクラを入れており、先輩愛のあふれる姿が印象的でした。色紙に書く意気込みをなかなか決められず長い時間悩んでいましたが、途中で記者のカメラに興味を持ちだし、「エモ写を取りたい」と一言。趣味もプレーも欲が高まる佐藤選手。今年こそは仲間を、そして何より「己」(自分)を大切に、思いっきりプレーしてくれる姿に期待しましょう!◆宮尾昌典(みやお・まさのり)(※写真右)
2002(平14)年6月1日生まれ。165センチ。70キロ。京都成章高出身。スポーツ科学部3年。鋭いパスに加えて、ラン、タックルを見事にこなすオールマイティSHの宮尾選手。取材には一発ギャグで入場し、終始佐藤選手へ愛のある突っ込みで現場を盛り上げてくださいました。終了後にはソイジョイを記者にプレゼントしてくれる優しい一面も! そんなチームのムードメーカー的存在の宮尾選手。今季も持ち前の素早い展開プレーでチームに勝利を引き寄せてくれるでしょう!
【第2回】プロップ川﨑太雅×ロック藤井将吾×ロック村田陣悟
取材・編集 川上璃々、原旺太、権藤彩乃
第2回目は寮長に選出されたプロップ川﨑太雅(スポ4=東福岡)、委員に選出されたロック藤井将吾(スポ4=大阪・早稲田摂陵) 、ロック村田陣悟(スポ4=京都成章)の対談をお届け。昨シーズンの結果を踏まえて3人が考える今季のチームの在り方とはーー。ラストイヤーにかける熱き思いを語ってもらった。→続きを読む
◆藤井将吾(ふじい・しょうご)(※写真中央)
2001(平13)年10月11日生まれ。180センチ。100キロ。大阪・早稲田摂陵高出身。スポーツ科学部4年。最後の撮影では、きつい体勢にもかかわらず、強い体幹を生かして笑顔をキープしてくださった藤井選手。ラジオを聞くことが趣味で霜降り明星のオールナイトニッポンが好きだそうです。今年も藤井選手のスマートかつ、安定性のあるプレーに注目です!◆川﨑太雅(かわさき・たいが)(※写真右)
2001(平13)年5月10日生まれ。171センチ。103キロ。東福岡高出身。スポーツ科学部4年。最近、ストレッチにはまっており、体に気を使うようになったという川﨑選手。取材の質問に答える様子からもラストイヤーにかける慎重な思いが伝わってきました。昨季はジュニアチームを経て見事赤黒を手にする成長を遂げましたが、今年はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。乞うご期待です!◆村田陣悟(むらた・じんご)(※写真左)
2002(平14)年2月22日生まれ。185センチ。102キロ。京都成章高出身。スポーツ科学部4年。常に落ち着いた様子で話してくださった村田選手。寮に置いてあった謎のコーヒーメーカーを使って朝コーヒーを飲むことがマイムーブだそう。ラストイヤーとなる今年は、これまでの3年間の経験を糧に、さらにプレーに磨きをかけ、ダイナミックな試合展開を見せてくれることでしょう!
【第3回】CTB岡﨑颯馬×フランカー永嶋仁
取材・編集 川上璃々、戸祭華子、濵嶋彩加
新体制対談第3回目に登場するのは、今年度副将に就任したフランカー永嶋仁(社4=東福岡)とCTB岡﨑颯馬(スポ4=長崎北陽台)だ。昨年の結果を踏まえ、副将という立場からチームとどう向き合っていくのか。新体制発足から約2カ月経った今、二人の胸中に迫った。→続きを読む
◆岡﨑颯馬(おかざき・そうま)(※写真右)
2001(平13)年11月20日生まれ。177センチ。88キロ。長崎北陽台高出身。スポーツ科学部4年。リフレッシュ方法はスイーツを食べることだという岡﨑選手。プリンやフィナンシェ、カステラをよく食べるそうで、プリンは特に焼きプリンが好みだとおっしゃっていました。取材中には、岡﨑選手の言葉一つ一つに強い責任感が表れており、今年にかける熱い思いが伝わってきました。ラストイヤーも持ち前のエネルギー溢れるプレーでチームを活気づけてくれること間違いなしです!◆永嶋仁(ながしま・ひとし)(※写真左)
2001(平13)年4月8日生まれ。179センチ。94キロ。東福岡高出身。社会科学部4年。歩くのが好きで、よく吉祥寺の井の頭恩賜公園で散歩をしているという永嶋選手。対談中は、取材に緊張した様子で、質問に答えるたびに隣にいる岡﨑選手の顔色をうかがっていました。最後の撮影ではお互いに背比べをするなど仲睦ましい姿も見られ、副将お二人のコンビネーションの良さを感じました。自身、ラグビーラストイヤーともなる年。チームの副将として、そして一選手として全力で取り組む永嶋選手の勇姿にご注目ください!
【第4回】SO伊藤大祐主将
取材・編集 川上璃々、戸祭華子
今年度、早大ラグビー蹴球部105代主将に就任したSO伊藤大祐(スポ4=神奈川・桐蔭学園)。昨シーズンはケガに苦しむ期間も長かったが、復帰戦から実力を発揮し全国大学選手権(大学選手権)準優勝獲得に貢献した。再び、決勝の舞台に立ち、栄光をつかむためにどのようにチームビルディングしていくのか。主将、そして一選手として迎えるラストシーズン、伊藤の『覚悟』に迫った。→続きを読む
◆伊藤大祐(いとう・だいすけ)
2001(平13)年7月15日生まれ。179センチ。85キロ。神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部4年。スマホケースの中に現金を入れて持ち運ぶというミニマリスト。そんな伊藤選手の最近のマイブームは早起きだそう。心機一転して迎える今シーズン、再び日本『一』への戦いが幕を開けます! チーム伊藤はどんな試合を繰り広げてくれるのか、まずは春シーズン第一戦に注目です!
【第5回】大田尾竜彦監督
取材・編集 川上璃々
特集最終回を飾るのは大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)だ。就任3年目となる年、昨シーズンを踏まえチームをどう指導していくのか。『日本一』に向け新たなスタートをきった選手たちへの思いも伺った。→続きを読む
◆大田尾竜彦(おおたお・たつひこ)
1982(昭57)年1月31日生まれ。佐賀工業高出身。2004(平16)年人間科学部卒業。4年時には主将を務め、対抗戦優勝、大学選手権準優勝にチームを導いた大田尾監督。卒業後はヤマハ発動機ジュビロ(現静岡ブルーレヴス)で競技を続け、その後2021年に早大の監督に就任した。就任1年目は年越しならず、2年目は準優勝という結果に終わっている。今年こそ3度目の正直となるか。
[ラグビー蹴球部]
【連載】新体制対談『WASEDA FIRST』悔しい大敗に終わった全国大学選手権から約3カ月、#伊藤大祐 主将率いる新チームが始動。春シーズン開幕を前に監督、選手にお話を伺った
記事URL≫ https://t.co/mCZ5NlC5Jc#早稲田ラグビー #sousuporugby pic.twitter.com/qLiAyfinFq
— 早稲田スポーツ新聞会 (@waseda_sports) April 4, 2023