【連載】全日本大学選手権直前特集『Fly farthest』
【2022.11.24】早稲田スポーツ新聞会
来る11月29日、ついに全日本大学選手権(全日本インカレ)の戦いの幕が切って落とされる。たった1校のみに与えられる「大学日本一」の称号。それをつかみ取るため、誰しもが日々己を磨き続けてきた。1年間の集大成として、大学4年間の証明として、恩返しのため。内なる闘志を胸に、全員が見据える先は『優勝』ただ一つだ。また4年生にとっては最後の大舞台となる。これまで、チームを築き上げる難しさにもがきながらも、最上級生としての責任を果たしてきた。今こそ、1年をかけて作り上げた「早稲田バレー」の真骨頂を見せる時。栄冠のその先へ――いざ、『Fly farthest 』!
【第1回】秋間直人×中島明良×芳賀雄治(11/24)
【第2回】荒尾怜音×伊藤吏玖×布台駿(11/25)
【第3回】水町泰杜×山田大貴×前田凌吾(11/26)
【第4回】岩本大吾主将×大塚達宣副将×重藤トビアス赳(11/27)
【第5回】松井泰二監督(11/28)
【最終回】全日本大学選手権展望(11/28)
【第1回】秋間直人×中島明良×芳賀雄治
取材・編集・写真 山田彩愛
初回を飾るのは、4年生としてチームビルディングに貢献してきた3人。秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)からスタメン出場果たし、声を出して雰囲気を盛り上げるMB秋間直人(スポ4=愛知・桜台)、ポイントブロッカーとして出場するだけでなく、タイムアウトでは出場選手へのケアも欠かさないOP中島明良(法4=京都・洛南)、主務としてマネジメントの面からもチームを支えてきたOH芳賀雄治(商4=山形南)だ。それぞれ違ったかたちではあるが、「チームのため」に役割を果たしてきた3人に、迫る全日本大学選手権(全日本インカレ)への思いを伺った。→続きを読む
◆秋間直人(あきま・なおと)(※写真右)
2000(平12)年9月19日生まれ。201センチ。最高到達点342センチ。愛知・桜台高出身。スポーツ科学部4年。2メートルを超える、恵まれた高さを生かし、鉄壁の壁を築きます。やっとの思いでつかみ取ったスタメンの座、これまで積み重ねた努力の成果を遺憾なく発揮し、最後の瞬間まで全力で『戦』い抜く姿に注目です!◆中島明良(なかしま・あきら)(※写真左)
2000(平12)年8月11日生まれ。188センチ。最高到達点325センチ。京都・洛南高出身。法学部4年。どんな時でも冷静にプレーし、チームの得点に全力で喜ぶ中島選手。大学4年間の、そしてこれまでのバレーボール人生の『集大成』として、最後の大舞台に挑みます。中島選手の最後の勇姿を、目に焼き付けましょう!◆芳賀雄治(はが・ゆうじ)
2000(平12)年6月29日生まれ。180センチ。最高到達点320センチ。山形南高出身。商学部4年。主務の仕事もこなしながら、プレーヤ-としてもひたむきに努力を続けてきた芳賀選手。どんな時でも全身全霊で戦い、チームに勢いと流れをもたらします。誰よりも負けない『熱さ』で雰囲気を盛り立てる姿は必見です!
【第2回】荒尾怜音×伊藤吏玖×布台駿
取材・編集 五十嵐香音、山田彩愛 写真 新井沙奈
第2回は、守備の柱となる3年生の対談をお送りする。鮮やかなレセプションと、丁寧なパスで見る者を魅了するリベロ荒尾怜音(スポ3=熊本・鎮西)、ブロックの要として、守備に貢献するMB伊藤吏玖(スポ3=東京・駿台学園)、体全体を使ったディグと元気が持ち味のリベロ布台駿(社3=東京・早実)の3人だ。上級学年となり、プレー以外でもチームをけん引する立場になりつつある3人に、全日本大学選手権(全日本インカレ)に向けた話を伺った。→続きを読む
◆荒尾怜音(あらお・れおん)(※写真中央)
2001(平13)年5月1日生まれ。175センチ。最高到達点305センチ。熊本・鎮西高出身。スポーツ科学部3年。丁寧なレシーブで攻撃の起点を作る荒尾選手。大舞台でも「楽しむ」気持ちを大切に、会場を沸かせる守備を発揮します。また試合中の積極的な声掛けも必見。更なる高みを目指し、荒尾選手の『挑』戦は続きます!◆伊藤吏玖(いとう・りく)(※写真左)
2001(平13)年11月14日生まれ。195センチ。最高到達点332センチ。東京・駿台学園高出身。スポーツ科学部3年。相手スパイクをねじ伏せるブロックを見せ、チームに大きな流れを呼び込みます。『闘』志あふれる粘り強いブロックと、決まった時のガッツポーズに注目です!◆布台駿(ふだい・しゅん)
2002(平14)年3月6日生まれ。158センチ。最高到達点285センチ。東京・早実高出身。社会科学部3年。常に笑顔でコートに立ち、誰よりも得点を喜ぶ布台選手。コート外からも熱い声援を送ります。全身を使った力強い『魂』のディグで、味方へボールと想いをつなぎます!
【第3回】水町泰杜×山田大貴×前田凌吾
取材・編集 町田知穂、山田彩愛 写真 五十嵐香音
第3回は攻撃の要となるこの3人。強烈なサーブと、どんな時でも決め切る決定力でチームをけん引するOH水町泰杜(スポ3=熊本・鎮西)、勝負どころでの強気のサーブや、高い打点からのスパイクで勢いを生むOH山田大貴(スポ3=静岡・清水桜が丘)、正確なトスと相手をよく見たトス回しで、攻撃を指揮するセッター前田凌吾(スポ1=大阪・清風)。学年の壁を越えて普段から仲の良い3人に、全日本大学選手権(全日本インカレ)に向けてさまざまな話を伺った。→続きを読む
◆水町泰杜(みずまち・たいと)(※写真右)
2001(平13)年9月7日生まれ。181センチ。最高到達点339センチ。熊本・鎮西高出身。スポーツ科学部3年。仲間から絶対的な信頼を寄せられる水町選手。強烈なサーブ、スパイクと安定したレシーブでチームを勝利へと導きます。『4年生のために』奮闘する姿に注目です!◆山田大貴(やまだ・だいき)(※写真左)
2001(平13)年8月7日生まれ。191センチ。最高到達点345センチ。静岡・清水桜が丘高出身。スポーツ科学部3年。圧倒的な高さを武器に、途中交代でも流れを引き寄せます。攻撃的でガッツのあるプレーは必見。『賭』けに出るような思い切ったプレーで大爆発してくれるでしょう!◆前田凌吾(まえだ・りょうご)
2003(平15)年5月27日生まれ。178センチ。最高到達点318センチ。大阪・清風高出身。スポーツ科学部1年。1年生らしいフレッシュさと、『自分らしさ』を持って、元気の良さでチームを明るくします。トス練で磨きをかけたトスの精度と、強力なアタッカー陣を強気に操る姿を見届けましょう!
【第4回】 岩本大吾主将×大塚達宣副将×重藤トビアス赳
取材・編集 新井沙奈、山田彩愛 写真 五十嵐香音
第4回は、4年生の中でも主将、副将、スタメンとしてチームを引っ張り続けてきた3人。昨季から早大を率いるMB岩本大吾主将(スポ4=兵庫・市尼崎)、日本代表としてチームを離れていながらも、助言を送り続けたOH大塚達宣副将(スポ4=京都・洛南)、春からコートに立ち続け、プレーでけん引し続けたOP重藤トビアス赳(スポ4=神奈川・荏田)だ。ラストイヤーを迎える3人に、全日本大学選手権(全日本インカレ)に向けた意気込みを伺った。→続きを読む
◆岩本大吾(いわもと・だいご)(※写真右)
2001(平13)年2月10日生まれ。193センチ。最高到達点340センチ。兵庫・市尼崎高出身。スポーツ科学部4年。昨年から主将としてチームを率いる岩本主将。持ち前の明るさで雰囲気を盛り上げ、安定感のあるプレーを発揮します。学生最後の大会を笑顔で『締』めくくるため、全てをぶつける岩本主将に注目です!◆大塚達宣(おおつか・たつのり)(※写真中央)
2000(平12)年11月5日生まれ。195センチ。最高到達点340センチ。京都・洛南高出身。スポーツ科学部4年。日本代表で培ったスキル、経験を武器にどんなところからでもスパイクを打ち抜きます。全てにおいて高いレベルのプレーと、『最終決戦』でみせる気迫のこもったガッツは必見です!◆重藤トビアス赳(しげとう・とびあすたけし)
2001(平13)年2月8日生まれ。191センチ。最高到達点335センチ。神奈川・荏田高出身。スポーツ科学部4年。強気のサーブを勝負どころでも発揮し、チームに勢いをもたらします。1年間コートに立ち続けた唯一の4年生として、最後まで『全力プレー』で観る人の心を打ちます。
【第5回】松井泰二監督
取材・編集 山田彩愛 写真 五十嵐香音
第5回は早大を導いてきた松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)。1年間誰よりもチームを見てきた監督の目には、今チームはどのように映っているのか、開幕が迫る全日本大学選手権(全日本インカレ)に向けて、チームの状態について話を伺った。→続きを読む
【最終回】全日本大学選手権展望
記事・写真 山田彩愛
1年間築き上げてきたチーム力、4年間の努力の集大成、チームを率いる責任——。それぞれの想いを懸けた大舞台、全日本大学選手権(全日本インカレ)がついに明日、開幕する。早大は絶対王者として、5年間大学の頂点に君臨し続けてきた。そして次なる高みは全日本インカレ『6連覇』。寄せられる期待への重圧、常に追われる苦しさ、そして『6連覇』へ挑戦する楽しみを感じられるのも早大だけ。今まで積み重ねてきたもの全てぶつけ、「日本一」へのロードを駆け上がれ。→続きを読む
[男子バレーボール] 全日本大学選手権直前特集『Fly farthest』
1年の集大成となる、全日本インカレがまもなく開幕する。「大学日本一」を懸けた戦いに挑む選手たちに話を伺った!
記事URL≫ https://t.co/vwRkHYL6PH#sosupovolleyball #waseda#早稲田バレー #全日本インカレ pic.twitter.com/dqT2oea72L
— 早稲田スポーツ新聞会 (@waseda_sports) November 24, 2022