【特別企画】早慶戦100周年記念対談『再会』
【2022.11.21】早稲田スポーツ新聞会
毎年11月23日に行われるラグビー早慶戦は、今季で100周年を迎える。多くの選手が憧れを持って立つこの舞台は、かつて共に青春を過ごした盟友が『再会』する場だともいえる。また、選手だけでなく、早慶戦の歴史を紡いできたOBにとっても『再会』を祝す機会であり、両校の負けられないプライドが観客を突き動かしている。早慶戦は、現在早大が71勝20敗7分。今年の勝負の行方は――。今回は、4組の選手が懐かしい思い出から早慶戦に向けての意気込みを幅広く語り合う。
【第1回】WTB磯崎錬太郎×三木海芽(慶大)(11/21)
【第2回】フッカー佐藤健次×中山大暉(慶大)(11/21)
【第3回】FB小泉怜史×井戸幹太(慶大)(11/22公開)
【最終回】SH小西泰聖×今野勇久主将(慶大)(11/22公開)
【第1回】WTB磯崎錬太郎×三木海芽(慶大)
取材・編集 谷口花、戸祭華子、山田彩愛

春の早慶戦で対戦がかなったお二人(本人提供)
初回は、WTB磯崎錬太郎(商3=徳島・城東)とCTB三木海芽(慶大)の対談のお送りする。二人のルーツは、徳島県にある。お二人が四国から上京を決意し、早慶を志した理由とはいかに――。早慶という伝統ある大学でそれぞれのラグビー人生を歩むお二人に高校時代のお話や早慶戦の注目ポイントを伺った。
※この取材は11月18日に行われたものです。→続きを読む
◆磯崎錬太郎(いそざき・れんたろう)(※写真左)
2000(平12)年11月12日生まれ。176センチ。88キロ。徳島・城東高出身。商学部3年。笑顔あふれる優しさで、丁寧に質問に応じてくださった磯崎選手。人生をかけて浪人した理由の一つには、早慶戦に出たいという思いがあったからだそう。その夢を叶え、グラウンドを駆け回る磯崎選手に注目です!
◆三木海芽(みき・かいが)
2001(平13)年5月18日生まれ。168センチ。81キロ。徳島・城東高出身。慶応義塾大学。総合政策学部3年。異性のキュンとする仕草は、「髪をかき上げる時」。ラグビーは「人生の一部」と語る三木選手は、自他ともに認める真面目さと堅実さで、慶大伝統の低く刺さるタックルを体現しています!
【第2回】フッカー佐藤健次×中山大暉(慶大)
取材・編集 川上璃々、鬼頭里歩、山田彩愛

春の早慶戦後のお二人(本人提供)
第2回を飾るのは、早慶共に不動のフッカーとして存在感を発揮する、佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)と中山大暉(慶大)が登場。お二人は、桐蔭学園高では花園2連覇に大きく貢献した逸材であり、宿敵として戦う今は良きライバルとしてあり続けている。そんな二人の意外な共通点とは――。桐蔭学園高での思い出や早慶戦への意気込みを幅広く伺った。
※この取材は11月18日に行われたものです。→続きを読む
◆佐藤健次(さとう・けんじ)(※写真左)
2003(平15)年1月4日生まれ。177センチ。105キロ。神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部2年。座右の銘は「自信は努力から」。フッカー転向に順応するために積み重ねてきた努力の成果を存分に発揮し、伝統の一戦で2年連続「POM獲得」を目指します。セットプレーを支える姿やダイナミックなプレー、輝かしい笑顔と見どころあふれる佐藤選手に注目です!
◆中山大暉(なかやま・たいき)
2002(平14)年12月3日生まれ。176センチ。102キロ。神奈川・桐蔭学園高出身。環境情報学部2年。趣味はゴルフ。中山選手にとってラグビーとは「人生の充実度を上げてくれたもの」。早大選手は粟飯原選手とも仲が良いそう。正確なスローイングと共に、チームのセットプレーに安定をもたらしています。冷静沈着な中山選手の迫力あるプレーから目が離せません!