早稲田大学で進めている附属・系属校との連携。スポーツにおいて大学と高校はどのような連携をしているのか。今回は早稲田実業学校の男子バレーボール部の監督と現役部員に、高校部活動の目線から語ってもらいました。
高大連携強化企画 早実高男子バレー部 春高予選特集
いよいよ、全日本バレーボール高校選手権(春高)の東京都予選が始まる。例年部員数10人前後という少人数にも関わらず、都ベスト4にくい込む強豪・早稲田実業学校高等部(早実)男子バレーボール部。しかし、11人で春高に出場し、大応援団を援護に華々しい舞台へと立ったのはすでに3年前のことだ。
昨年の春高予選では、現在早大バレーボール部に在籍中の赤坂侑哉(教育学部1年)ら春高を経験した最後の世代と、192cmのスコアラー新井琉之介(3年)らが奮闘した。しかし、メンバーが9人でほとんど交代無しの早実は、主将と新井が相次いで足をつってしまい一時離脱。惜しくも都4位となり、3枠ある東京都代表にわずかに手が届かなかった。
平均身長が高くなく、いわゆるスターが揃ったチームではない。6対6のチーム練ができなかったこともある。それでも工夫しながら日々バレーボールに打ち込み、「今年こそは」と春高の舞台を目指す彼らに迫る。
早実、春高バレー東京都予選ベスト4進出(10/31追記)
早実、3年ぶり春高バレー全国大会出場決定(11/16追記)
記事・写真 五十嵐香音(学生スタッフ・政治経済学部2年)
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早実、春高バレー東京都予選ベスト4進出(10/31追記)
ベスト4進出を決めた早実バレー部
第75回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)東京都予選が10月30日に行われ、早稲田実業学校男子バレーボール部が準々決勝で駒大高を破ってベスト4進出を果たしました。
1回戦は多摩大目黒高と対戦し、2-0(25-8、25-10)で快勝。続いて行われた準々決勝では駒大に第1セットを取られたものの、2セット目以降に立て直し、2-1(19-25、25-23、25-18)で勝利しました。
準決勝・決勝は11月13日、駒澤オリンピック公園屋内球技場で行われます。
早実、3年ぶり春高バレー全国大会出場決定(11/16追記)
第75回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)の東京都代表決定戦が11月13日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、早稲田実業学校男子バレーボール部は準決勝で駿台学園に敗れたものの、続いて行われた3位決定戦で安田学園を下して、3年ぶりとなる全国大会出場を決めました。
早実は駿台学園にはセットカウント0-2で敗れましたが、安田学園戦は接戦をものにして2-0で勝利しました。優勝した駿台学園が第1代表、準優勝の東洋が第2代表、早実が開催地(東京)代表に決まりました。全国大会は1月4日から開幕します。