早稲田大学ア式蹴球部男子は10月12日、関東大学リーグで桐蔭横浜大と対戦しました。前半11分に先制点を許したものの後半、MF西堂久俊(スポーツ科学部4年)とFW駒沢直哉(スポーツ科学部2年)のコンビによって2得点。見事逆転し、後期リーグ戦初勝利を飾りました。
16日には、総理大臣杯覇者の国士舘大と対戦。試合開始直後からペースで3失点を許しましたが、早大は失点後も気を落とすことなくチャンスを伺い続けます。後半に2点を取り返しましたが、その後の追加点は奪えず2-3で敗戦しました。詳細は以下、早稲田スポーツ新聞会の記事をご覧ください。
第96回関東大学リーグ 10月12日
ついにつかみとった勝利! 桐蔭横浜大に逆転勝利!
【2022.10.15早稲田スポーツ新聞会】記事 水島梨花 写真 髙田凜太郎、池上楓佳

前期桐蔭横浜大戦(●6月15日)以来のスタメン出場となった西堂。左サイドとして起用され、後半から右サイドを務め上げた。「一つ序盤に突破みたいなものができるとノる部分はあります」の言葉通り、序盤から積極的な攻撃を仕掛け、2アシストの活躍を見せた。調子は上向きのようだ
後期リーグ開幕からここまで勝利なしと最下位に沈んでいる早大。「球際」や「走力」に課題が残った前節・東洋大戦から「フレッシュかつ攻撃的かつ桐蔭横浜大に対しての対策として、相手のウィークをつける選手を選びました」と外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)が語るようにメンバーを大幅に入れ替え、リーグ3位・桐蔭横浜大に挑んだ。前半から積極的な攻撃を見せ、何度もゴールに迫るが中々得点に結びつかない。その後、前半11分に先制点を許したものの、後半に入り左サイドから右サイドに位置が変わったMF西堂久俊(スポ4=千葉・市船橋)とFW駒沢直哉(スポ2=ツエーゲン金沢U18)のコンビによって2点を追加。見事逆転し、後期リーグ戦初勝利を飾った。→続き・コメントを読む

初めての関東リーグスタメン出場となった神橋。強力な攻撃陣を見事押さえ込む活躍を見せ、外池監督に「彼みたいな選手が監物(拓歩、スポ4=清水エスパルスユース)に代わって出てきたのは、チームにとって大きなプラス材料」と言わしめた

駒沢は「早稲田ア式蹴球部全員でつかんだ勝利」と試合後に振り返った。スタンド、ベンチ、ピッチが一体となり掴んだ勝利だ
第96回関東大学リーグ 10月16日
連続失点から2点取り返すも 連勝ならず
【2022.10.17早稲田スポーツ新聞会】記事 水島梨花 写真 髙田凜太郎、熊谷桃花

前節・桐蔭横浜大に続きスタメン出場となった東。1点を奪う活躍を見せた。ゴールシーンを振り返り「ボールが来てフリーだったので、ちゃんと決めきれて良かった」としたものの「1点決めた後すぐに2点、3点を取って勝ちきれなかったのは反省していきたい」と口にした
待望の後期リーグ初勝利を手にした前節。早大は降格圏内を脱し、「残留」を確かなものとするため連勝がかかった一戦に臨んだ。迎えるは総理大臣杯覇者の国士舘大。「試合巧者」とDF神橋良汰(スポ2=川崎フロンターレU18)が評するような相手。ゲームを掌握する先手を打つことが鍵となる。しかし、試合開始直後から相手のペースに飲み込まれ、3失点と窮地に追い込まれてしまう。一方、早大は失点後も気を落とすことなく、チャンスを伺い続けた。前半終了間際の45分にMF植村のロングスローのこぼれ球にMF東が合わせ得点。後半に入ってからも攻撃の手を緩めず、58分にも前節2得点を奪ったFW駒沢直哉(スポ2=ツエーゲン金沢U18)がヘディングでゴールに押し込み1点を追加した。そのまま追加点を奪えずホイッスル。今季初の連勝とはならなかった。→続き・コメントを読む

今節、何度もチャンスを作りゴール手前まで迫った安斎。2点目となった駒沢の得点のアシストも演出した