
秋・明治戦2回戦、全身全霊で応援する薗田
5歳の頃から、父の影響で早慶戦やヤクルトの試合に足を運ぶようになり、明治神宮が大好きに。小学2年生から始めた野球では、小学3年生のときに、リトルリーグ内のチームのキャプテンに抜擢される。この経験が、薗田がリーダーシップを自覚する大きな契機となった。高校では野球選手として活躍することは叶わなかったが、大好きな明治神宮に何らかの形で関わりたいと、大学での応援部入部を決意する。入部してからは、4年生の大きな背中をひたすら追いかけ続けた薗田。「(4年生には)本当に尊敬しかない。この人たちになりたいと思って、ずっと新人時代を過ごしてきた」と語った。しかし夏合宿で大きな壁にぶつかることに。体調を崩し、ほとんど練習に参加できないまま夏合宿が終了してしまったのだ。全員で成し遂げるという目標を掲げた夏合宿名物の地獄巡りも自分のせいで達成できず、4年生最後の夏合宿を台無しにしてしまったという自責の念に駆られた。→続きを読む