
集中を高める杉本
日本屈指のアイスホッケーどころ、青森県八戸市出身の杉本。アイスホッケーを始めたのはプレーしていた父親の影響だ。「やんちゃ坊主」だった杉本は小学生、中学生時代を地元の八戸で過ごした。中学3年生の全日本中学校大会では、大半の得点に絡み、チームを3位に押し上げた。高校は北海道の名門・駒大苫小牧に進学。「一番楽しかった」と語るのは高校3年生時の全国高等学校選手権の決勝だ。互いに点が多く挙がる展開の末、PS(ペナルティ・シュート)で白樺学園に惜しくも敗北した。卒業後は憧れていた早大に進学。小学校高学年のときに見たエンジのユニフォームのかっこよさが忘れられなかったからだった。→続きを読む