
関東学生優勝大会、1、2回戦を制した鈴木
二郎系のラーメンが好きで、よく店を巡るという鈴木。振り返ってみると、彼の剣道人生の始まりは小学3年生の夏。3歳上の兄が剣道をしていたのが興味を持ったきっかけだった。小学生時代、毎日のように稽古があり、大変だと感じることもあったが、小学6年生の県大会個人戦で優勝したことが初めての大きな成果になる。さらに、中学校の剣道部では主将を務め、3年生では個人戦で全国大会に行くという目標を叶えることができた。しかし、それまで順風満帆に見えた剣道人生だったが、剣道の強豪校である龍谷高校に進学した鈴木は、壁にぶつかる。それまでチームの中心として活躍してきた鈴木だったが、高校ではレギュラーを確実に取る、ということはできなくなってしまったのだ。そうした状況でも挫けず、「日本一」という目標を高く持ち、それを達成するため日々精進を続けた。その努力が実り、高校生最後にはインターハイ出場という悲願を叶えることができた。→続きを読む