
激しく攻める二見
相撲をしていた父の影響で、6歳から道場に通い始めた。「最初はつらいだけで、そんなに相撲が好きではなかった」が、次第に試合や練習で勝つことの楽しさと嬉しさに魅了されていった。転機は中学3年生時。「相撲がつらくて辞めようか悩んでいた」。そんな時、足立新田高校の監督から『相撲を楽しんでほしい』という声を受け、競技続行を決めた。高校3年時には、全国大会の団体戦で二見が出場した試合は全てベスト4以内に入るなど実績を積み重ね、早大相撲部の門をたたいた。入学を決めた理由は、「強制的に練習をやらされるという環境ではなく、自分で考えていろいろできることが魅力的だったから」。→続きを読む