
スローガンの『戴天』を掲げる本野
中高時代はラグビーをやっていた。大学入学時、真逆のスポーツをやってみたいとの思いから見学に訪れたのが弓道部であった。単純な動作を極める姿勢、弓を引いたときや的にあたったときの音に惹かれ、入部を決意。しかし、弓道は的中率を数値化するため、実力が目に見える競技であり、試合に出られないと明確にわかることが辛かったと言う。それでも辞めたいと思ったことはなかった。調子が上がったときには先輩が見てくれていて、試合に出してくれた。先輩への恩返しの気持ちから、活躍している自分の姿を常にイメージし、自分を信じて地道な努力を重ねた。→続きを読む