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渡部暁の後継者だ! 北京五輪スキー複合代表の3年・谷地宙 ブログで綴る決意

谷地宙(やち・そら)。ノルディック複合日本代表。早稲田大学スポーツ科学部3年、岩手県紫波町出身

早稲田大学スキー部の谷地宙選手(スポーツ科学部3年)が、北京2020冬季オリンピックでノルディックスキー複合代表メンバーに内定しました。

渡部暁斗選手(北野建設SC所属、2011年スポーツ科学部卒業)・山本涼太選手(長野日野自動車SC所属、2020年スポーツ科学部卒業)・渡部善斗選手(北野建設SC所属、2014年スポーツ科学部卒業)・永井秀昭選手(岐阜日野自動車SC所属、2006年スポーツ科学部卒業)らスキー部の先輩と共に選出された谷地選手は、チーム内唯一の現役早大生。ワールドカップ転戦中も、自らのブログ「谷地宙ブログ」で競技や普段の生活のことや抱負などを語ってきました。

北京オリンピックで飛躍が期待される谷地選手が、2022年への思いについて書いたブログを紹介します。

【ノルディック複合】ワールドカップデビューの地(イタリア)で2022年初試合~Road to Beijin~

こんにちは、ソラです。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、イタリアのバル・ディ・フィエメにて、2022年初ワールドカップ2連戦が終わりました。今年度初試合は中々厳しい始まりとなりました。今回は2022年初ワールドカップの感想と、イタリア料理、2022 年の目標について書いていこうと思います。

最後まで是非読んでみてください。

目次

●ワールドカップデビューの地(イタリア)で2022年初試合
●来週のワールドカップでオリンピック代表内定勝ち取ります。
●【番外編】イタリアで食べるパスタはやっぱり上手い
●2022年の目標

ワールドカップデビューの地(イタリア)で2022年初試合

2021年の同時期、今回の試合の地(バル・ディ・フィエメ)でワールドカップデビューしました。それから1年。1年前は世界との壁に圧倒されていましたが、1年経って成長した姿を見せてやるぜ!と今年は意気込んでいました。しかし、結果は2戦ともポイント獲得圏外の38位、33位。

ジャンプはイタリアに来て調子を戻しかけていましたが、少し噛み合わずに終わり、クロスカントリースキーに関しては完全に調子が上がらず、ラップは40位と今シーズントップクラスに悪い走りをしてしましました。2022年最初のワールドカップはいい結果になりませんでした。勇逸良かったのは事前合宿で完全に調子を落としていたジャンプが復調しつつあるということです。どちらもダメダメだったらメンタルにかなり来ていたかもしれないので、まだ良かったです。

調子が悪いのを引きずらずに悪い流れを断ち切り、いい流れに繋がる雰囲気はあるので、ポジティブに捉えて行きたいと思います。クロスカントリースキーに関しては、2日目もラップは40位と、タイムはよくありませんでしたが、試合の中で、忘れていたテクニックを思い出したり、360度カーブを速い選手がどう攻略しているのかを知ることができたので、勉強になりました。また、パフォーマンスが落ちている時の自分の走りの特徴、パフォーマンスが落ちる前にどのようなトレーミングや生活をしていたかなどを知ることができたのもある意味よかったのではないかと思います。今後は調子が悪くなりそうな予兆を見逃さずに、対処することで、波の少ない選手になっていければと思います。原因の特定を早急にして、今後に生かしていきたいと思います。心は熱く、頭は冷静に。

来週のワールドカップでオリンピック代表内定勝ち取ります。

来週はドイツのクリンゲンタールでワールドカップ2連戦。来週の2連戦が終了した時点でオリンピックの代表が決定します。必ず4番以内でオリンピックに内定します。クリンゲンタールは昨シーズン私が初めてワールドカップポイントを獲得した地です。あまり気合が入りすぎていたりすると力みそうなので、自信を持っていきたいと思います。

私にできるのは、「今」「ここ」のみ。自分にコントロールできることに集中していくことで、安定したパフォーマンスになると思います。クロスカントリースキーは、技術と集中力の持続性。技術をキープし、集中力を切らさないことが重要だと思います。最後は気持ち。最後のラストスパートに関しては気持ちを強く持って勝ちたいと思います。来週末のワールドカップでは、トップ10を目指して頑張ります。最低でもトップ15は入ります。

【番外編】イタリアで食べるパスタはやっぱり上手い

イタリアで食べるパスタはやっぱり上手いです。レベルが違います。まず、面の硬さが丁度いい。割と他の国だと、硬すぎたり柔らかすぎたり、時々ちょうどよかったり様々ですが、イタリアで食べたパスタはどれも丁度いい硬さでした。パスタの種類も多く、みたことのないパスタもありました。また、今回泊まった宿で食べた野菜は基本的に加熱されている温野菜。日本では一般的に加熱した野菜を食べることが多いと思います。しかし、私が行ったヨーロッパの他の国では、生の野菜を酢に漬けたものを食べたり、そのまま食べたりすることが多かったので、驚きました。イタリア料理はパスタやピザなど馴染がありますが、最高ですね。味付け良し、見た目良し、加熱でお腹に優しい。ティラミスも最高に上手い。

話は飛びますが、イタリアではシエスタと言ってお昼休みを長めに取る文化があります。多くのお店では、昼過ぎから16時ごろまで空いていません。面白い文化ですよね。

2022年の目標

私(谷地宙)の2022年の目標です。

9個だけ紹介します。

2月:北京オリンピック団体メダル獲得
2月:北京オリンピック3試合出場(good performance)
3月:2021/2022ワールドカップ総合20位以内
5月:卒業後のスポンサー5社or所属先見つける
6月:簿記3級合格
8月:サマーグランプリ優勝
9月:TOEIC700点
11月:2022/2023ワールドカップ初優勝

健康・安全第一で過ごす。

こんな感じの目標を2022年は立てました。競技面で、一番大きなのは北京オリンピックでの結果を出すことです。(そのためにまずは今週末に集中します。)また、私は現在大学3年なので、春からは本格的に卒業後に競技をする環境を探して整えていかなければなりません。今シーズンが終了したら、卒業後に競技生活をサポートしていただける企業を探すことになります。6月には簿記・9月にはTOEICに挑戦しようと思っています。簿記は試験が年に3回しかないらしいので、1回しか受験できませんが、TOEICは何回か受験して最終的に9月に700 点行ければいいかなと思っています。大学の授業も残りわずかとなってきているので、空き時間を活用して勉強も頑張ります。

有言実行の年にしたいと思います。

読者の皆さん、いつもありがとうございます。

インスタグラム、ツイッターもしていますので、是非素タラのチェックもよろしくお願いいたします。

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