『結果よりも大切なもの』早稲田スポーツ新聞会は、卒業記念特集でホッケー部卒業生の思いを伝えています。
【連載】『令和2年度 卒業記念特集』
【2021.03.04 早稲田スポーツ】記事:七澤拓未、布村果暖 写真:小出萌々香氏、山田流之介氏
【第38回】清水拓登(スポーツ科学部)
『チームの転換期』

慶大選手をかわす清水(早慶定期戦)
今年の早慶定期戦(早慶戦)も引き分けで終えた早大男子ホッケー部。しかし、試合後の清水拓登主将(スポ=滋賀・伊吹)の顔はどこか満足気だった。
「(早大学院出身の)みんなが最後に点を決めてくれて、引き分けだったけど結構いい試合ができたかなと思っているので、そこが嬉しかった」。
男子ホッケー部は早大学院出身者の割合が増え、スポーツ推薦の人数が減ってきている。現在は、3年生以下の選手でスポーツ推薦の者は2人だけとなった。「今年がチームの転換期というか、大きくメンバーが変わって、新しいチームでスタートしていくってところで、その土台作りみたいなものは、去年でしっかりできたんじゃないかな」と、清水は述べる。変わりゆくホッケー部を率い、新体制の土台を築いた名将・清水。小学4年次から今に至るまでのホッケー人生を振り返る。→続きを読む
【第39回】古屋萌杏(スポーツ科学部)
『一人一人の思いをキャッチする』

最後の早慶戦でキーパーを務める古屋
高校まではキーパー、大学2年の秋からはフィールドプレーヤー。そして、最後は再びキーパーに。古屋萌杏(スポ=埼玉・飯能)の大学ホッケー生活は変化が大きい4年間となった。そんな中、どんな思いで過ごしてきたのか。これまでの競技人生とともにひもといていく。→続きを読む