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大学で引退 主将・吉田匠「コロナ禍、一人一人が考えるチームになった」

5区 吉田匠(スポーツ科学部4年、京都・洛南)
5千m:14 分 07秒 40
1万m:29 分 58 秒 90
応援ハッシュタグ:#バッファロー吉田

Q.今シーズンはコロナ禍で難しいシーズンでした。どのように過ごしましたか。

自分自身の強みは3000メートル障害なので、トラックシーズンがなくなって走れなかったというのは、すごい悔しい気持ちがありました。ただ自分自身がこの1年間、すごい順調だったわけではなく、怪我が多くて走れていない時期も多く、それがトラックシーズンと言われる春・夏に当たりました。無理にトラックに合わせて怪我を悪化させるということがなく、自分の脚を直す期間に使うことができたので、今、脚を直して走ることができているということは、ポジティブに捉えれば良かったのかなと思っています。この1年間の中で今が一番練習を積めているという自覚があり、まだ完全に絶好調とは言い切れませんが、走れる自信は付いています。本番までの残り2週間で状態を上げられるという感覚もあります。4年生の最後に駅伝で結果を残して終わりたいと思っています。

Q.チームへのコロナの影響は?

なかなかチームをまとめるのは難しかったのですが、オンラインで選手と個別にミーティングを行い、下級生から意見が出やすいようにしてきました。一人ひとりが考えるチームになってきて、特に3年生がチームを引っ張るような存在になって、4年生と一緒にまとめてくれました。すごく考える組織になったという面が、コロナの影響で良い方向に働いた部分かと思っています。

Q.前回は5区を走って15位でした。

今回も5区を走ることを希望しています。前半までに足を使い過ぎず、後半でペースアップできるかというところがポイントになってくると思っています。前回の走りやタイムには全く納得できてないので、後半にかけてペースを上げていけるような走りをしたいと思っています。

Q.今年にかける思いを語ってください。

前回の悔しい思いを晴らすためにも、チームに貢献できる走りをしたいと思っています。それに加えて自分自身は卒業後、実業団で陸上を続けることはありませんので、引退レースとなります。最後のレースに悔い残らないような走りをしては、自分の陸上人生として良い締めくくりができればと思っています。

Q.今、どのような気持ちで最後の練習にとりくんでいるのですか。

集中練習は辛いので、正直に言うと早く終わってほしいという思いもありました。しかし、箱根本番という終わりが近づいてくると「ここまで早かったな」と感じるものもあります。しかし、箱根駅伝で良い結果を出さないと、思い出として気分良く振り返れないと思うので、チーム目標である総合3位以内を達成するということをのみを考えて、残りの時間を過ごしていきたいと思ってます。5区が希望なので、往路のアンカーとして往路の優勝テープを切りたいと思っています。

取材は2020年12月20日に行いました。

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