2021年1月2・3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)まで2週間を切った12月20日、早稲田大学所沢キャンパスでは競走部の練習が報道陣に公開され、その後にオンラインによる合同取材が行われました。
16名の登録メンバー全員が箱根駅伝への豊富を語り、その内容は「総合3位以内」というチーム目標にとどまらない力強さを感じさせました。吉田匠駅伝主将(スポーツ科学部4年)は「総合優勝も視野に入れることができるようなチーム状況になっている」と、自信を示しました。

「10区でいい形で終われたら」と語る宍倉健浩(スポーツ科学部4年・左)と吉田主将(同4年)。二人の4年生は有終の美を飾ることができるか
箱根駅伝直前公開取材 12月20日 埼玉・早大所沢キャンパス
『総合3位以内』に向け充実の陣容 万全の準備で好機を生かせ
【2020.12.22稲田スポーツ】記事:町田華子 写真:布村果暖、町田華子、池田有輝

集団走の様子
東京箱根間往復大学駅伝(箱根)まで残り2週間を切った12月20日、合同取材が開催された。箱根前恒例の集中練習を終え、いよいよ仕上げに入る選手、監督、コーチが、箱根路での戦略や現在の状態について話す場だ。10日に発表されたチームエントリーでは、主力が順当に名を連ねた早大。この日も吉田匠駅伝主将(スポ4=京都・洛南)が、「総合優勝も視野に入れることができるようなチーム状況になっている」と自信をあらわにした。集中練習は質・量ともに高まるが、現在けがを抱えているメンバーはいないといい、『総合3位以内』の目標達成に向けて、充実の布陣が仕上がってきている。→続きを読む

16人のエントリーメンバー。前列中央が吉田駅伝主将