早稲田大学空手部は12月19日、日本選手権の組手に芝本航矢(スポーツ科学部4年)、長沼俊樹(同2年)、天本菜月(同1年)の3選手が出場しました。芝本は自己最高タイとなるベスト8に進みましたが、終了間際の逆転負けで惜しくもベスト4を逃しました。長沼は3回戦、天本は2回戦で敗退しました。
芝本は「負け方が負け方だけに、率直に悔しいです。5歳からやってきたことを全て賭ける思いでこの大会に挑んで、やれることはすべてやってきた結果なので、悔しいですけどそこには後悔はないかなと思います」と、話しました。
第48回全日本空手道選手権 12月13日 日本武道館
芝本はあまりに悔しいベスト8。長沼と天本も上位進出ならず
【2020.12.19早稲田スポーツ】記事:名倉由夏 写真:名倉由夏、石黒暖

4回戦後、無念の敗北に天を仰いだ芝本
正真正銘の日本一を決める大会である日本選手権が、武道の聖地・日本武道館で開催された。早大からは組手で芝本航矢(スポ4=東京・世田谷学園)、長沼俊樹(スポ2=東京・保善)、天本菜月(スポ1=宮崎第一)の3選手が出場。新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止となった鬱憤を晴らすかのように、気迫のこもった熱戦が展開された。
3年連続の出場となった芝本は、3回戦で中野壮一朗(イー・ギャランティ(株))と対戦。中野とは過去2回の対戦で1勝1敗であり、接戦となることが予想された。序盤は互いににらみ合う展開となったが、芝本が相手の虚を突いた裏回し蹴りで先制する。しかし中野もお返しとばかりに回し蹴りを決め、同点で終盤戦に突入。しかし最後に抜け出したのは芝本だった。残り36秒で再び裏回し蹴りを決めて3点差をつけると、中野が攻め急いだ所を上段突きで合わせてさらに1点を追加。大技が飛び交う激戦で主導権を握り続け、自己最高タイとなるベスト8に駒を進めた。→続きを読む

2回戦で中段蹴りを決める芝本
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— 早稲田スポーツ新聞会 (@waseda_sports) December 19, 2020