早稲田大学ア式蹴球部は12月9日、関東大学サッカーリーグ戦の第21節で筑波大と対戦し、3−1で勝利して勝ち点3を挙げました。早稲田大は勝ち点44(得失点+29)の暫定首位。12月19日(土)に行われる法政大戦が最終戦となり、2試合多く試合を残す明治大が勝ち点差3で迫っています。
2ゴールを奪ったMF西堂久俊(スポーツ科学部2年)は「明治さんと優勝争いをしているのですが、正直優勝は他力本願なところがあります。ただ4年生がよく言っているように人事を尽くした者のみが天命を待てると思うので、残り一節に向けて準備から全力で人事を尽くして、残りの明治の結果を待ちたいと思います」と話しました。
外池大亮監督「残り一節。全身全霊をかけて勝利を」
伝統の一戦である早慶戦を引き分けで終えた中3日で臨んだ今節。2位明治が引き分けたこともあり、リーグ優勝に向け貴重な勝ち点3を獲得。リーグ戦は残り1節。全身全霊をかけて勝利を掴みにいく。
次回の公式戦
【関東大学サッカーリーグ第22節】
12月19日(土)vs法政大学 13:30 キックオフ https://t.co/83ji1qlHDi— 外池大亮 (@tono_waseda) December 10, 2020
第94回関東大学リーグ 12月9日 会場非公開
導き出された気付き。 優勝へ向け大きな勝ち点3奪取!
【2020.12.10早稲田スポーツ】記事:手代木慶 写真:永田悠人、橋口遼太郎

落ち着いて浮き玉のシュートを選択し、試合を決める3点目を奪った西堂
重要な一戦で勝てない。今季早大はこの呪縛から逃れられないでいた。アミノバイタルカップ決勝では一度つかみかけた優勝が零れ落ち、試合数に差はあるものの暫定2位の明大との直接対決も敗戦。さらに伝統の早慶定期戦(早慶戦)では、9連覇を達成できずに試合終了のホイッスルを聞くこととなった。自分たちの力を最大限発揮するためには、どうすればいいのだろうか。自問自答した先に、勝つことを意識しすぎず自然体で試合に臨むことの大切さが見えてきた。
迎えた関東大学リーグ戦(リーグ戦)第21節、リーグ8位と下降気味の筑波大との一戦が行われた。前半に、両肩の手術を経て前節から復帰したFW奥田陽琉(スポ1=柏レイソルU18)が流れを引き寄せる先制点を奪い、早慶戦で同点ゴールを決めたMF西堂久俊(スポ2=千葉・市立船橋)が2点目を追加した。後半開始早々にも西堂のゴールでが生まれ、相手を突き放した早大。押し込まれる場面もあったが、3-1で勝ち点3をものにした。→続きを読む

リーグ戦初ゴールを奪い笑顔を見せるFW奥田陽琉(スポ1)