全日本学生体操競技選手権大会(インカレ)が10月19日から23日にかけて福山広島・エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)で行われました。早稲田大学体操部から内山由綺(スポーツ科学部4年)が出場し、女子2部で個人総合4連覇を達成しました。
第74回全日本学生選手権 10月19日〜23日 広島・エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)
内山、悔しさを残すが2部個人総合優勝を守りきる
【2020.10.22早稲田スポーツ】記事:足立涼子 写真:早稲田大学体操部提供

段違い平行棒の演技を披露する内山
例年8月に開催されている全日本学生選手権(インカレ)。今年は新型感染症の拡大の影響により、10月19日から遅れて開幕した。異例の無観客で試合を迎えた内山由綺(スポ4=東京・帝京)は、20日に出場。今年度初めての大会で大舞台となったが、52.899のスコアで2位以下に大差をつけた。
最初の種目であるゆかの演技は、4番目でスタート。「ギリギリなんとか持ち堪えた」内山は、13.166とまずまずの記録。続く跳馬では、演技構成を変えずに安定的な演技を見せた。しっかりと着地を決め、13.533をマーク。3種目では段違い平行棒を披露。2番目で演技を務めた得意種目だが、「もうちょっといい演技ができるのに」と悔しさを見せる場面も。持ち堪えて通し切った内山は、この種目で14.100をマークし、安定的にスコアを伸ばした。→続きを読む

同期の女子部員と内山玲子コーチとの1枚(右が内山)