12月1日、男子バレーボール部は大田区総合体育館で行われた全日本インカレ決勝に出場しました。東日本大学選手権王座の筑波大学との対戦でセットカウント3-1をおさめ、見事勝利。実力者同士の死闘をやり遂げました。
第1セットでは序盤からリードしたものの、筑波大の力強いスパイクなどに押されてなかなか主導権を握ることができませんでした。中盤、吉田悠眞選手(スポーツ科学部2年=京都・洛南)が、兄である吉田綜眞選手(筑波大学=4年)の放ったスパイクを一枚ブロックで仕留めたプレーから、試合の流れを呼び寄せます。最後は村山豪選手(スポーツ科学部3年=東京・駿台学園)がバックアタックをブロックで射止め、このセットを25−16で先取しました。
続く第2セット、勢いはそのままに早稲田が宮浦健人選手(スポーツ科学部3年=熊本・鎮西)のスパイクなどで猛攻撃します。タイムアウトを取った筑波大が追撃を開始して21−20と1点差まで詰め寄られると、早稲田の勝負強さが発揮され、さらに3点を獲得。25−22でセットを連取します。
第3セットの中盤では一進一退の攻防が繰り広げられました。14−14の同点からなんとか引き離したものの、ブロードを含む連続得点で再び追いつかれます。早稲田も2度のタイムアウトを選択しましたが相手を止められず、23−25の僅差でセットを取られてしまいました。
ペースを取り戻そうと意気込んだ第4セット。4−2から早稲田が4連続で得点して筑波大を引き離します。村山選手の渾身のクイックでマッチポイントが決まります。最後、宮浦選手のスパイクが筑波大のコートへ。試合終了の笛とともに、早稲田の日本一が決定しました。
全日本インカレにて4年生は引退となりましたが、新年度もまた全力でバレーボールに取り組む選手たちへの熱い声援を引き続きよろしくお願い致します。