卓球部では毎年、全国障害者スポーツ大会東京選手団卓球練習会に参加し、選手への技術指導を含めた交流活動を行っています。9月8日(土)に開催された練習会には、5名の部員が参加しました。
卓球練習会 交流活動
◆開催日
2018年9月8日(土)
◆会場
東京都多摩障害者多摩スポーツセンター体育館
◆主催者
全国障害者スポーツ大会東京選手団卓球練習会
活動報告
今回、初めてこの活動に参加した坂本新之介選手(社会科学部1年)は、以下のような感想を
述べています。
「私は今まで10年近く卓球というスポーツに打ち込んできましたが、今回のように卓球を通して障害者スポーツのボランティア活動に参加させて頂くのは、初めての経験でした。今回のボランティア活動に参加させて頂く前から、自分の中では卓球とは幼い子供から高齢の方まで、更には手や足、聴覚や視覚に障害のある方にまで幅広く競技されているという認識はありました。しかし、実際にそうした障害を持っている方々と対峙すると、自分の中にあった認識はとても漠然としたものでしかなかったことを実感しました。聴覚に障害がない方も聴覚に障害のある方とコミュニケーションを取るために手話を使いこなしたり、片手が不自由な方はラケットを持つ手でサーブのトスを上げたりと、僅かな時間しか一緒に練習をしていなくとも様々な工夫が随所に見られ、とても刺激的で感動しました。更に、どの方々もとても明るく活発的で、ボランティアとして参加していた私自身も一緒になって楽しく練習をさせて頂くことができました。『体を動かして健やかな生活を送る』というスポーツの大きな役割を思い出させて頂いたような気がします。今回ご一緒した障害者アスリートの中には、昨年から3年程前にこのボランティア活動に参加した本学卓球部の先輩の名前まで覚えて下さっている方もおられました。今後もこのような関係性を受け継いでいくことができれば、それはとても有意義なことである、と切に感じました。」
早稲田アスリートプログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員が早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。
関連リンク