6/17(日)に東京・駒沢体育館で行われた明治杯全日本選抜選手権(明治杯)の女子50キロ級でレスリング部の須﨑優衣選手(スポ科1年=東京・安部学院)が優勝、3連覇の偉業を達成しました。この結果により須崎選手は世界選手権出場に望みをつなぎ、3週間後に世界選手権代表選考プレーオフに挑みます。
いざ、3連覇へ
2017年世界選手権女王の須崎選手は、明治杯3連覇を賭けて昨年の天皇杯女王・入江ゆき選手(自衛隊体育学校)、リオ五輪金メダリストの登坂絵莉選手(ALSOK)らが集う女子50キロ級に第3シードで出場しました。2回戦、準決勝と1点も取られることなくテクニカルフォールで勝ち進むと、迎えた決勝では、準決勝で登坂選手に完勝し勝ち進んできた入江選手と対戦しました。
天皇杯のリベンジ成功
決勝戦、第1ピリオドは消極的な姿勢から先制を許すも、2分54秒に足タックルからバックに回り込みすぐさま逆転に成功。第2ピリオド開始約30秒で、左足を狙ったタックルをうまくかわして抱えると、そこから力で入江選手をマットにひっくり返しそのままフォール勝ち。昨年の天皇杯で入江選手にテクニカルフォールで敗れたリベンジを果たし、明治杯3連覇を達成しました。
世界への切符を賭けて
天皇杯と明治杯の優勝者が異なる場合、世界選手権出場者は代表選考プレーオフで決定するため、須崎選手3週間後に再び入江選手と世界への切符を賭けて激突します。試合後須﨑選手は、「強い執念を持って、絶対に自分が世界選手権に行くんだと思って3週間練習して、絶対に世界選手権に行きたい」と力強くコメントしました。
早稲田の誇りを胸に
須﨑選手と入江選手の対戦成績はここまで五分。連勝記録を止められた過去もある因縁のライバルと最高の舞台を賭け3週間後の決戦へ挑みます。
早稲田の誇りを胸に、世界選手権出場を賭けて代表選考プレーオフに挑む須崎選手へ、大きなご声援をよろしくお願いいたします。