ラグビー蹴球部は、株式会社バローホールディングス様主催、岐阜県関市の協賛で岐阜県のグリーフィールド中池にて開催された、「ラグビークリニック」に参加しました。監督・コーチ・選手・学生スタッフの合計15人が指導並びにクリニック運営のサポートを行いました。今回のクリニックは、小学校4年生から中学生を対象にした「午前の部」と、中学生を対象にした「午後の部」の二部構成で行われました。
午前の部では、部員が練習を行う際、「いつも何を意識しているかを感じてもらうこと」を目的として、6つの場所に分かれて実際に弊部が実施しているスキル練習を部員が説明しながら行いました。
午後の部は、FW・BKに分かれてユニット内でいつも部員が意識している事をはじめ、ボールキャリアー・ブレイクダウン・キックなどのスキルの部分を指導しました。
普段は教えられる立場で日々ラグビーに向き合っている部員たちが、教える立場でラグビーに向き合う事により、日頃自分達が何を考えて練習に取り組んでいるかを「言語化」するきっかけとなりました。自分の中で考えている事を言語化して誰かにアウトプットする事は、自分達の理解度も同時に確認する事ができて非常に良い経験になり、部員1人1人にとって学びの多いクリニックとなりました。
吉田美緒マネージャー(教育学部3年)は、「今回のクリニックを通して、自分達が多くの方々に応援されており、さらに多くの小中高生にとって憧れの存在であるということを再認識しました。応援して下さる方々がいて下さるからこそ、子どもたちの憧れの存在であるからこそ、私たちは結果で恩返しをしなくてはなりません。
今年、ラグビー蹴球部は100周年という節目の年を迎えます。100年という深い歴史と多くの方々からの熱い声援を胸に、必ず日本一を奪還します。今回の弊部の活動が、少しでも岐阜県ラグビー界の発展に寄与できれば、これほど嬉しい事はありません。今回のクリニックに参加してくれた子どもたちの中から、いつかアカクロを着てプレーする選手が出てくれることを願っています」と語っています。