11月17日(月)、早稲田アスリートプログラム 校友アスリートセミナーを早稲田キャンパスにて開催しました。講師には、サッカーJリーグのFC東京代表取締役 阿久根謙司氏(1984年商学部卒、野球部OB)をお招きし、「自立~自ら考え行動する~」と題して双方向型・聴衆参加型のスタイルでご講演いただきました。約700名の体育各部部員が受講しました。
コーチングとは、何か。競技者として、指導者として、どのように選手の力を引き出すのか。リーダーは、どのように勝つチームをつくるのか。また子を持つ親として、どのようにしたら、子どもは成長していくのか。阿久根氏ご自身のエピソードや体験談を交えて、ご講演いただきました。途中、すべての体育各部部員がロールプレイを行い教室内は熱気にあふれ、部員としての現在にも、将来的な自分の成長にも大変役立つ機会となりました。
講演に先立ち、野球部新主将・河原右京さん(スポーツ科学部3年)のリードに続き、全員で早稲田アスリート宣言を唱和しました。
早稲田アスリートプログラム(WAP)とは
「早稲田アスリートプログラム(WAP)」とは、早稲田スポーツの体現者であるすべての体育各部部員(44部・約2,400名)を対象に、競技スポーツセンターが中心となり提供する”学生アスリートの育成プログラム”です。WAPでは組織的かつ統合的な教育プログラムを提供し、標準修業年限(4年間)での卒業を促すとともに、体育各部部員の「文武両道」を高いレベルで実現します。早稲田アスリートプログラムは、「人格陶冶のための教育プログラム」と、「修学支援」の2本の柱から成り立っています。
- 人格陶冶のための教育プログラム
単に優れた競技成績を収めることにとどまらず、文武両道を実践し社会の様々な分野でリーダーとして活躍出来る人材となるための基礎を学びます。すべての体育各部部員にオリジナルテキストを配布し、学生アスリートとしての教養やスキルを学びます。また、学内外から講師を迎え、学年に応じた講演会・セミナーを開催します。 - 修学支援
競技スポーツセンターが全部員の学業情報(登録科目・単位取得状況・GPAなど)を学期ごとに把握し、所属する学部・体育各部部長と連携して、部員が学業成績不良者となることを未然に防ぎ、標準修業年限(4年間)での卒業をサポートすることで、文武両道を高いレベルで実現します。