フランス・パリで行われるオリンピックとパラリンピックに出場する本学現役学生および卒業生の選手の壮行会が7月10日、小野記念講堂で開催されました。出場予定の5名の選手が駆け付け、それぞれの抱負を語りました。
壮行会は応援部と学生プロジェクトVIVASEDAが企画して実施。それぞれの選手をパネルを使って紹介し、応援部による応援メドレーでエールを送りました。学生たちによる選手へのエールを集めた大型の寄せ書きも披露されました。
オリンピック代表
ウエイトリフティング部OG:重量挙げ 鈴木梨羅選手(2021年スポーツ科学部卒)
水泳部OG:競泳 牧野紘子選手(2022年教育学部卒/大学院教育学研究科博士後期課程在学中)
水泳部:競泳 松本信歩選手(スポーツ科学部4年)
パラリンピック代表
水泳部OB:競泳 鈴木孝幸選手(2009年教育学部卒)
卓球部:卓球 舟山真弘選手(文学部2年)
「オリンピックの目標はメダル獲得」
重量挙げ・鈴木梨羅選手
私自身はオリンピック出場というのは今回が初となります。私は早稲田大学を卒業して4年目になります。大学4年間でのたくさんの方との出会いや経験が、今に繋がっているのだと本当に思います。私のオリンピックでの目標はメダル獲得です。本当に初オリンピックということですごく緊張していますし、ウエイトリフティング競技というものは時にすごく孤独を感じる競技なのですが、本日たくさんの方にお集まりいただき、応援部の皆さんによる素敵なパフォーマンスで、力みが取れた。本当にありがとうございました。私の試合は日本時間の8月8日2時30分という深夜に行われます。エールを送っていただけますと幸いです。
「壮行会のパワー借りて楽しんでいきたい」
競泳・牧野紘子選手
本日はこのような素晴らしい壮行会を開いていただき、またお集まりいただきありがとうございます。競泳は7月27日から始まります。私は7月31日と8月1日に出場。200メートルバタフライと4×100メートルのフリーリレーに出場します。私も初めてのオリンピックで、どんなものなのかまだ想像の中ですけれども、雰囲気を自分のものにして、自分らしく泳いで決勝進出、自己ベスト更新を目標にして頑張っていきたいと思っています。今回のこの壮行会のパワーを借りて、楽しんでいきたいと思っています。本日はありがとうございました。
「いただいた応援の力武器に頑張りたい」
競泳・松本信歩選手
本日はこのような壮行会を開いていただき、またたくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございます。私は初めてのオリンピックで、8月2日に200メートル個人メドレーに出場します。私の目標は準決勝で自己ベストを更新し、決勝に進出するということです。世界のレベルが上がっていて、簡単なことではないのですが、本日いただいた応援の力を武器に、頑張りたいと思います。私のアピールポイントはスタートの瞬発力なので、そこを見ていただけたら嬉しいです。
「皆さんを盛り上げられるプレーする」
卓球・舟山真弘選手
本日はお集まりいただき、そしてこのような素晴らしい機会を与えていただきありがとうございます。僕は8月29日から開催するパラリンピックの卓球で、男子ダブルスと男子シングルスに出場します。僕の試合は初日の8月29日から始まって、男子シングルスは決勝まで勝ち進めば9月4日まであります。僕も初めてのパラリンピックの出場で、パラリンピックという舞台がどういった舞台なのか、行ってみないとわからないという状況です。しかし、このような素晴らしい壮行会を開いていただいて、皆さんに温かいエールを送っていただいて、その舞台を楽しめるように、そして自分の目標であるメダル獲得に向けて頑張っていきたいと思います。アピールポイントとしましては、フットワークを生かしたアグレッシブなプレーだと思っています。ぜひそういったプレーを、皆さんを盛り上げられるプレーができるように頑張ります。応援、よろしくお願いします。
「東京に続き、全種目でメダル獲る」
競泳・鈴木孝幸選手
本日はこのような素晴らしい壮行会を開いていただいてありがとうございます。私は現役学生が小学校に上がるころに卒業したぐらい歳を重ねておりまして、パラリンピックもありがたいことに今回6回目となります。早稲田大学4年生の時に北京パラリンピックがあったのですけれども、それに向けた4年間、早稲田でのトレーニングが礎となって、今まで来られたと実感しています。毎回パラリンピック出場が決まると、早稲田の皆さんに応援していただけて、この雰囲気の中で、たくさんの勇気をいただけました。
私のアピールポイントとしましては、4種目に出場するのですが、全部メダルを狙っています。東京パラリンピックでは幸運にも全種目でメダルが取れました。今回も狙っていきたいなと思っています。早稲田では、自分はトレーニングばかりやっていましたが、周りの友人を見ると本当に変わった人が多いなというような印象を持っています。でも、それが早稲田の特色なんじゃないかなというふうに思っています。皆さんの知的好奇心に純粋に向き合って、それを追求している感じがあって、そこがすごく魅力だなというふうに思います。皆さんもいろいろなことにチャレンジして、充実した学生生活を送っていただけたらと思います。そして、オリンピックとパラリンピックの応援をしていただけたら嬉しいです。