Team REC・早稲田大学インターナショナルテニスオープン2024
早稲田大学庭球部は、3月18日から24日にかけて「Team REC・早稲田大学インターナショナルテニスオープン2024」を開催しました。「早稲田オープン」は2007年から始まった学生が主体となって運営する大会ですが、テニスの四大大会「グランドスラム」の下部大会に位置付けられ、世界ランキングに繋がるATPポイントを獲得できる国際テニストーナメントです。2020年~2023年はコロナ禍のため開催できませんでしたが、メインスポンサー「株式会社レック興発」様など多くの方のご支援を受けて2024年3月、5年ぶりに復活することとなりました。
ダブルスでOB河野優平が準優勝
ダブルスではOB河野優平(2018年スポーツ科学部卒)が惜しくも決勝で敗れ、準優勝。「9年ぶりに早稲田オープンの決勝だったんですけど、後輩が運営してくれているということがすごく新鮮で。悔しい試合だったのですが、それ以上にここ、東伏見のコートでできているということが幸せでした」と試合を振り返りました。
若手の登竜門 OB白石光がシングルスを制す
シングルスでは、OBでプロ2年目の白石光(2023年スポーツ科学部卒)が決勝に進出。相手は韓国のイ・ダクヒで、現在は白石がランキングで上位にいるとはいえ、過去には自己最高130位をマークした実力者です。第1セットを6-4で先取しますが、続くセットは2-5と追い込まれる苦しい展開に。しかし焦らずにしぶとく返球し、タイブレークに持ち込みました。10―7で激闘を制し、世界への登竜門となる大会で優勝に輝きました。
「ファーストセットは良い流れでとれたのですが、セカンドセットは2-5と相手に流れがあったところでなんとか粘り強くプレーしようと思って逆転することができました。相手に取られていてもおかしくはない流れだったので、危なかったですね」と謙虚に試合を振り返りました。
元日本ランキング1位・鈴木貴男プロとの交流会実施
早稲田オープンでは、プロとの交流イベントも開催されます。今年は元日本ランキング1位の鈴木貴男プロが練習メニューを組み、年齢と性別を問わず多くのテニスプレーヤーを指導しました。
運営・庭球部3年生が述べた感謝
大会後には、大会運営をした庭球部3年生が感謝の言葉を発信しています。
「大会運営に携わってくださった株式会社レック興発様をはじめとするスポンサー各社様や審判・ボーラーの皆様、カウントダウン動画へご協力くださった方々、会場に足を運び大会を盛り上げてくださった皆様、本当にありがとうございました。早稲田大学庭球部部員一同、今後もより一層精進して参ります。引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。」
協賛企業一覧
アシックスジャパン株式会社
ウインザー商事株式会社
株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ
株式会社ダンロップスポーツマーケティング
株式会社ムトウユニパック
株式会社レック興発
スポーツサーフェス株式会社
東通産業株式会社
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