【連載】箱根事後特集『息吹』
【2023.02.07早稲田スポーツ】
花田勝彦駅伝監督(平6人卒=滋賀・彦根東)体制になり迎えた、初の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)。堅実につないだ早大は、昨年の雪辱を果たし見事シード権を獲得した。 出走選手たち、そして花田駅伝監督に戦いを終えた率直な気持ち、今年1年の振り返り、そして来年へ向けた決意に迫る。
【第1回】1区 間瀬田純平(2/7)
【第2回】2区 石塚陽士(2/7)
【第3回】3区 井川龍人(2/8)
【第4回】4区 佐藤航希(2/8)
【第5回】5区 伊藤大志(2/9)
【第6回】6区 北村光(2/9)
【第7回】7区 鈴木創士(2/10)
【第8回】8区 伊福陽太(2/10)
【第9回】9区 菖蒲敦司(2/11)
【第10回】10区 菅野雄太(2/11)
【第11回】花田勝彦駅伝監督(2/12)
【第1回】1区 間瀬田純平
取材・編集 髙田凜太郎

今年出走の両駅伝では、1年生ながらスターターという大役を務めた間瀬田
ルーキーながら多くのレースを経験し、早大1年生では唯一の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)出場を果たした間瀬田純平(スポ1=佐賀・鳥栖工)。初めての箱根を経て痛感した課題や収穫、2年目となる今季に向けた思いなどを伺った。→続きを読む
◆間瀬田純平(ませだ・じゅんぺい)
2004(平16)年2月17日生まれ。172センチ。佐賀・鳥栖工高出身。スポーツ科学部1年。第99回箱根1区1時間3分23秒(区間14位)。箱根駅伝が終わった後は友達と旅行に行ったという間瀬田選手。長崎や大分などを巡り英気を養ったそうです!
【第2回】2区 石塚陽士
取材・編集 加藤志保、草間日陽里

質問に答える石塚
2度目の出走となる今年の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で、「花の2区」と呼ばれるエース区間に起用された石塚陽士(教2=東京・早実)。爆発力のある走りとはならなかったが、持ち前の安定感で、他校のエースと競り合い、チームに寄与する走りを見せた。駅伝、トラックともに更なる高みへ。太鼓判を押されて入学したルーキーが、上級生として駆け出そうとする今、箱根の反省と見据える今後について伺った。→続きを読む
◆石塚陽士(いしづか・はると)
2002(平14)年4月22日生まれ。170センチ。東京・早実高出身。教育学部2年。第99回箱根2区1時間8分5秒(区間10位)。今年の解散期間は練習との両立も図りながら過ごしていたという石塚選手ですが、伊福選手をはじめ、同期の選手やマネジャー、トレーナーと一緒にUSJを満喫してきたそうです! 今年もワセダの顔としてトラック、駅伝ともに力強い走りを見せてくれるでしょう!
【第3回】3区 井川龍人
取材・編集 及川知世、田中葵
4度目の出走となる東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で、エースとして3年ぶりの3区を走った井川龍人(スポ4=熊本・九州学院)。この4年間、酸いも甘いも味わった井川であったが、最後の箱根で9人抜き区間2位という快走を見せた。そんな井川に集大成として走った箱根、早稲田のエースとしての振り返り、そしてこれからについて伺(うかが)った。→続きを読む
◆井川龍人(いがわ・りゅうと)
2000(平12)年9月5日生まれ。178センチ。スポーツ科学部4年。第99回箱根3区1時間01分58秒(区間2位)。サッカーが大好きという井川選手。箱根では、レースが始まる直前まで一番の仲良しの安田選手とサッカーの話で盛り上がっていたそうです。また、いずれはマラソンにチャレンジしたいとも仰っていました!
【第4回】4区 佐藤航希
取材・編集 川上璃々
今季、各種駅伝において重要区間を担い、チームの結果に貢献する走りを見せてきた佐藤航希(スポ3=宮崎日大)。東京箱根間往復大学駅伝(箱根)では4区に出走し、早大記録を上回る好タイムでタスキをつなげた。苦悩が続いた昨シーズンから、著しい成長を遂げる佐藤が感じた『変化』とは。自身ラストイヤーとなる今年の競技生活に向けて意気込みも語ってもらった。→続きを読む
◆佐藤航希(さとう・こうき)
2001(平13)年8月2日生まれ。168センチ。宮崎日大高出身。スポーツ科学部3年。第99回箱根4区1時間02分18秒(区間6位)。箱根事前対談では、地元・宮崎県新富町が由来となった「#やっど佐藤」のハッシュタグについて熱く語っていた佐藤選手。この度、そんな地元愛溢れる佐藤選手の元に新富町の町長や教育委員会の方から連絡が・・・! 「ありがとうと言われた! 」と少し照れながらうれしそうに話してくださいました。さて、今年がラストイヤーとなる佐藤選手、ハッシュタグは一体何になるのでしょうか。ぐんぐんと成長を遂げる佐藤選手の走りと共に注目です!
【第5回】5区 伊藤大志
取材・編集 湯口賢人
東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で、昨年に続き山の5区を担った伊藤大志(スポ2=長野・佐久長聖)。4区までの好走の勢いをつなぐ走りを見せ、区間順位も昨年より5つ上げた6位。2度目の箱根時への振り返り、そして、上級生として迎える今シーズンに向けた思いを語ってもらった。→続きを読む
◆伊藤大志(いとう・たいし)
2003(平15)年2月2日生まれ。171センチ。長野・佐久長聖高出身。スポーツ科学部2年。第99回箱根5区1時間11分49秒(区間6位)。箱根後に都道府県駅伝では優勝、丸亀ハーフでは早大記録に3秒と迫る走りで自己ベストを更新した伊藤選手。ハードスケジュールの中でも安定した実力を発揮しています。この勢いのまま来年度は真のエースとしての活躍に期待がかかります!
【第6回】6区 北村光
取材・編集 堀内まさみ、草間日陽里、近藤翔太
北村光(スポ3=群馬・樹徳)が東京箱根間往復大学駅伝(箱根)に帰ってきた。早大が5位で走り終え、エンジが存在感を示した往路。その勢いのまま、北村は昨年の不調を晴らす快走を見せた。新シーズンからは、早大で過ごす最後の1年となる。北村が目指すラストシーズンとは。→続きを読む
◆北村光(きたむら・ひかる)
2002(平14)年1月18日生まれ。168センチ。群馬・樹徳高出身。スポーツ科学部3年。第99回箱根6区58分58秒(区間3位)。箱根当日は相楽豊前駅伝監督(平15人卒=福島・安積)から「寒波が来る」と聞いて、ランパンではなくスパッツでの出走を決めたそうです!
【第7回】7区 鈴木創士
取材・編集 戸祭華子
この1年、駅伝主将としてチームをまとめた鈴木創士(スポ4=静岡・浜松日体)。シード落ちから始まった激動の今シーズンで何を感じ、どのような力を得たのか。そして最後の東京箱根間往復大学駅伝(箱根) 、実業団への思いとは。→続きを読む
◆鈴木創士駅伝主将(すずき・そうし)
2001(平13)年3月27日生まれ。176センチ。静岡・浜松日体高出身。スポーツ科学部4年。第99回箱根7区1時間4分12秒(区間12位)。座右の銘は、『僕はパンチがないから勝てるんですよ』。尊敬するボクサーの言葉だそうです!
【第8回】8区 伊福陽太
取材・編集 出口啓貴、飯田諒
夏合宿を経て急成長した伊福陽太(政経2=京都・洛南)は、今年の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)が初駅伝にして初エンジ。しかし、それを感じさせぬ堂々とした走りで8区を区間10位で駆け抜けた。そんな伊福に、箱根の振り返り、そして上級生となる来年度の意気込みを聞いた。→続きを読む
◆伊福陽太(いふく・ようた)
2002(平14)年12月23日生まれ。172センチ。京都・洛南高出身。政治経済学部2年。第99回箱根8区1時間5分20秒(区間10位)。政治経済学部政治学科に所属する伊福選手。練習と並行しながら国際政治や行政に関する授業を履修していたそう。取材時は、テスト勉強やレポート執筆に追われている様子でした。3年次からはジャーナリズムに関するゼミに所属するそうです!
【第9回】9区 菖蒲敦司
取材・編集 田中葵、近藤翔太
1、2年時はケガで出走はかなわず、今回が初めての東京箱根間往復大学駅伝(箱根)出走となった菖蒲敦司(スポ3=山口・西京)。東京箱根間往復大学駅伝予選会(予選会)、全日本大学駅伝対校選手権(全日本)と今季はロードレースに苦戦したが、箱根では9区の早大記録を塗り替える走りを見せた。箱根を走り終えた後の思い、そして来季主将の意気込みを伺った。→続きを読む
◆菖蒲敦司(しょうぶ・あつし)
2001(平13)年12月16日生まれ。168センチ。山口・西京高出身。スポーツ科学部3年。第99回箱根9区1時間9分12秒(区間9位)。陸上を始めたきっかけは中学の野球部引退後、陸上の顧問の先生に誘われたからだという菖蒲選手。初めての練習で寝坊してしまい怒られて嫌々だった陸上競技。それでも進路選択時には野球か陸上か悩んで陸上を選んだそうです!
【第10回】10区 菅野雄太
取材・編集 堀内まさみ、沼澤泰平
長い距離への適性を見出し、今シーズンの勢いそのままに東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で大学駅伝デビューを飾った菅野雄太(教2=埼玉・西武文理 )。飛躍した一年間を振り返り、上級生として挑む来シーズンの目標を伺った。→続きを読む
◆菅野雄太(かんの・ゆうた)
2002(平14)年5月7日生まれ。165センチ。埼玉・西武文理高出身。教育学部2年。第99回箱根10区1時間10分6秒(区間10位)。急遽成人式で登壇を任された菅野選手ですが、依頼されたのはなんと成人式の2日前。成人式前日のリハーサルに向けて1日で原稿を仕上げたそうです!
【第11回】花田勝彦駅伝監督
取材・編集 戸祭華子
最終回は、花田勝彦駅伝監督(平6人卒=滋賀・彦根東)駅伝監督。母校の駅伝監督として初めて臨んだ東京箱根間往復大学駅伝(箱根)でどのように戦況を見つめていたのか。就任初年度の今シーズンの総括、来る2月13日にスタートするクラウドファンディングについても幅広く伺った。→続きを読む
◆花田勝彦(はなだ・かつひこ)
1971(昭46)年6月12日生まれ。滋賀・彦根東出身。平6人間科学部卒。1994年日本選手権5000メートル優勝。アトランタ、シドニー五輪日本代表。2004〜2016年上武大学駅伝部監督、2016〜2022年GMOインターネットグループ・アスリーツ監督。2022年〜早稲田大学競走部駅伝監督。
[競走連載]箱根事後特集『息吹』
新監督を迎え挑んだ初の箱根。昨年の雪辱を果たし見事シード権を獲得した。 出走選手と監督に戦いを終えた率直な気持ち、今年1年の振り返り、そして来年へ向けた決意に迫る。
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