第73回全早稲田対全慶應義塾定期戦 12月10~11日 神奈川・慶大日吉馬場
優勝逃すも1年間の集大成に 伝統の早慶戦
【2022.12.15早稲田スポーツ新聞会】記事 横山勝興、写真 新井沙奈、出口啓貴、横山勝興、梶谷里桜、濵嶋彩加

小障害で障害をクリアする坂藤とプリンチペスコ
2月の関東学生新人馬術大会、4月の東京六大学競技大会での団体優勝に始まり、毎大会のように偉業を成し遂げてきた令和4年度の早大馬術部。ついに12月を迎え、今年度最後の試合となる全早稲田対全慶應義塾定期戦(早慶戦)に臨んだ。4年生にとっては引退試合となる早慶戦。今年のホーム校の慶大・日吉キャンパスで最後の演技、最後の走行を見せた。例年通り、競技ごとに付与される勝ち点の合計で総合優勝を争った今年の早慶戦。早大は第1競技・JEF馬場馬術競技第3課目A(第3課目A)、第2競技・学生賞典馬場馬術競技(学生賞典)で連敗スタートとなったが、第3競技・小障害飛越競技(小障害)で勝利し、優勝への望みを残して1日目を終えた。しかし、2日目は第4競技・高校生障害飛越競技(高校生障害)で敗北すると、第5競技・OBOG障害飛越競技(OBOG障害)も落とし、最終競技を前に優勝の可能性が消滅。それでも第6競技・中障害飛越競技(中障害)で勝利を飾り、今年度を締めくくった。→続き・コメントを読む

中障害での個人優勝が決まり、笑顔でガッツポーズを見せる鶴見副将

閉会式後、この代で最後の集合写真に納まる馬術部一同