『仲間と築き上げるサッカーを信じて』 早稲田スポーツ新聞会は、卒業記念特集でア式蹴球部卒業生の思いを伝えています。
【連載】『令和2年度 卒業記念特集』
【2021.02.18 早稲田スポーツ】記事:稲葉侑也、内海日和、手代木慶、初見香菜子、長村光 写真:手代木慶、稲葉侑也、初見香菜子、橋口遼太郎、早稲田大学ア式蹴球部提供、外部提供
【第19回】杉山耕二(スポーツ科学部)
『仲間と築き上げるサッカーを信じて』

ボールを持ち運ぶ杉山
全国大会準決勝、今年度のア式蹴球部にとって最後となった試合のピッチに杉山耕二主将(スポ=三菱養和SCユース)の姿はなかった。大会のレギュレーションの都合で欠場が決まり「頭の中が真っ白になって何も考えられなくなった」。その中でも、共に戦ってきた仲間を信じ、自分のできることをやるとマインドセットした杉山。仲間に託すと気持ちを切り替えることができた理由はどこにあるのだろうか。杉山のこれまでのサッカー人生を振り返る。→続きを読む
【第20回】小野寺拓海(スポーツ科学部)
『前例がないなら、自分が前例になる』

リーグ戦のピッチでコーチングをする小野寺
「俺が一番ヘタクソだ。ここにはいられない」。大学入学を決め、練習生としてア式蹴球部の練習に参加した際の小野寺(スポ=岩手・専大北上)に浮かんだ思いは、恐怖だった。
高校時代、1年生からスタメンの座を勝ち取り、3年生時にはキャプテンとしてチームをけん引。絶対的な大黒柱であった小野寺だが、ア式蹴球部の練習に参加し、レベルの高さに驚愕(きょうがく)することとなる。「上手い人たちって、こうやってボールを蹴るんだ」。天狗になっていたわけではないが、上には上がいると思い知らされ、鼻をへし折られたという。→続きを読む
【第21回】谷口智洋(スポーツ科学部)
『他人と比べないこと』

常に高い意識を持ち練習に取り組んだ谷口
2月1日、GK谷口智洋(商=近大和歌山)を乗せたフードトラックが、東京都内を走りだした。「スイーツを通して、より多くの人を幸せにしたり笑顔にしたりというのが自分の中で実現したいビジョン」。大学生活をアスリートとして駆け抜けた谷口が、そのようなビジョンを持つようになった理由とは。また、谷口はア式で過ごした4年間で何を経験し、何を学んだのか。→続きを読む