1月14日に味の素フィールド西が丘で行われた第26回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)決勝で、早稲田大学ア式蹴球部女子(ア女)が神奈川大学に1-0で勝利。通算6度目の日本一に輝くとともに、史上2校目のインカレ3連覇を達成しました。
ア女は、昨夏のユニバーシアード代表を8人輩出し、関東女子リーグ戦では9連覇を達成、皇后杯ではINAC神戸を相手にジャイアントキリングを成し遂げるなどの実績を残し、優勝候補の一角として今大会に挑みました。ベスト4まで危なげなく勝ち進むと、準決勝では東洋大学に2度のリードを許す苦しい戦いとなるも、3-2の逆転勝利で決勝進出を果たしました。
迎えた神奈川大学との決勝戦は、ア女が立ち上がりから中村みづき選手(スポ科4年)、河野朱里選手(スポ科3年)を起点にスピードのある攻撃を仕掛け優位に立ちます。前半20分、松原有沙主将(スポ科4年)のクロスを河野選手が競って落とすと、それに中村選手がいち早く反応し、ゴール左上にたたきこみ待望の先制点をあげました。その後もア女が終始押し込み、1-0で前半が終了しました。
後半もア女はボールを奪うと素早く連動した攻撃で優位に立ちます。追加点こそ奪えなかったものの、冷静な守備で神奈川大学の後半のシュート数を2本に抑える安定したゲームを展開しました。そのままタイムアップを迎え、3年連続6度目の優勝達成。大会MVPには、前回大会決勝に続く優勝決定弾を決めた中村選手が選出されました。
ア女は来季も決勝戦の先発メンバーの半数以上が残り、更なる活躍が期待されます。また、来季のメンバーは全員がインカレでの負けを知らない世代となります。インカレ4連覇に挑む早稲田大学ア式蹴球部女子への応援を引き続きよろしくお願いいたします。
*試合の詳細、選手へのインタビューなどは下記をご覧下さい。(早稲田スポーツ新聞会website)
1点を守り切り、悲願のインカレ3連覇達成!
全日本大学女子選手権 決勝 監督・出場選手コメント全文