競技スポーツセンターでは早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムとして、陸前高田市サッカー協会が主催する少年サッカー大会「早稲田カップ」にア式蹴球部員20名を派遣しました。部員は大会運営業務、サッカー教室、交流試合を行い、2日間にわたって地域の方々と親交を深めました。
「早稲田カップ」とは?
元サッカー日本代表キャプテンである加藤久氏(本学校友)のコーディネートのもと、2012年から毎年、陸前高田市と気仙沼市で開催される少年サッカー大会。ア式蹴球部部員が大会運営を担当し、参加チームの新たな目標設定と個人のレベルアップを図ると共に、サッカーを通じて大人から子供まで交流する機会を提供しています。
- 日時
2017年10月28日(土)~29日(日) - 会場
陸前高田市気仙小学校仮設グラウンド - 参加チーム
少年の部:岩手県内6チーム、宮城県内2チーム(石巻・なかの)
高校の部:高田高校
成人の部:高田クラブ・アシックス・早稲田大学 - 主催
陸前高田市サッカー協会 - 後援
陸前高田市教育委員会 - 特別協賛
アシックスジャパン㈱ - 協賛
大塚製薬株式会社
活動報告
今回で6回目の開催となり、地域に根差した少年サッカー大会として認知度も上がり定着しています。岩手県以外に仙台や石巻のチ-ムも参加し、指導者同士の良き交流の機会にもなりました。
開会式では、陸前高田市サッカー協会及び教育委員会関係者のご挨拶、審判長によるルール説明に続き、代表チーム選手による選手宣誓の後、予選リーグが始まりました。
大会は2日間にわたって開催され、初日は予選リーグ8試合とフレンドリーマッチ4試合が行われました。ア式蹴球部部員全員がいずれかのチ-ムを担当し、監督のもとでコーチの役割や試合の合間にミニゲームやトレーニングを行って交流を図るとともに、すべての試合の主審・線審も担当しました。
また、協賛企業であるアシックスジャパン株式会社様からもCSR活動の一環として17名の社員有志が全国から参加し、キックターゲットやスピードガンコーナーを提供いただき、交流試合にも参加していただきました。サッカーというスポーツを通じて、輪が拡がりました。
2日目はあいにく台風の影響で大雨の中での開催となりましたが、予選リーグ4試合、フレンドリーマッチ4試合、順位決定戦4試合が行われ、大船渡のサンアルタスFCが優勝を飾りました。
閉会式を終えた後、毎年恒例で行っている高田高校サッカー部との交流試合を行いました。激しく雨が降り続く悪条件の中での試合でしたが、20分ハーフでの熱い戦いを無事終了し、来年の再会を誓いました。
この活動は、早稲田サポーターズ俱楽部メンバーズ基金果実の支援を受け、早稲田アスリートプログラム(WAP)東北復興支援活動の一環として継続的に活動しています。