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ア式蹴球部がWAPボランティア・地域貢献プログラム「第20回電動車いすサッカー関東大会」の運営ボランティアに参加しました(9/24)

早稲田大学ア式蹴球部は、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環で「第20回電動車椅いすサッカー関東大会」への大会運営スタッフとして、5名の選手を派遣しました。

電動車いすサッカーとは

選手たちは、手、足、口、顎などを用いて電動車いすを操作しながら、車いすの前に取り付けたフットガードで直径32.5cmのボールを巧みに操り、ゴールを狙います。車いすを大きく回転させて高速のスピンキックをしたかと思うと、細かなボールコントロールで相手をかわす、豪快さと緻密さを併せ持ったサッカーです。1チームはゴールキーパーを含む4人制で、コートはバスケットボールコートを用いて20分ハーフです。電動車いすの最高速度は国内ルールでは6㎞/hですが、競技の国際化に伴って国際試合では10㎞/hと統一され、ダイナミックでスピード感あふれるスポーツになっています。ワールドカップも2007年に東京、2011年にフランスで開催され、次回は2017年にアメリカで開催が予定されています。

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【写真提供:関東ブロック電動車椅子サッカー協会】

◆日時
9月24日 午前9:00~19:00

◆会場
さいたま市記念総合体育館

◆参加者
ディビジョン1:6チーム・ディビジョン2:5チーム

◆主催者
関東ブロック電動車いすサッカー協会

活動報告

運営ボランティアとして参加した5名のア式蹴球部員は、オフィシャル係を担当し、各チームからの先発メンバー表の回収、スコアシートへの記入、タイムキーパー、アナウンス、ハーフタイムでのモップ掛け等を行いました。7月にア式蹴球部が開催したセミナーで、「障がいと共に生きる」というタイトルでご講演いただいた日本代表の吉沢祐輔選手も大会役員として、また選手として出場していました。
開会式、スピードテスト(車いすの最高速度が6㎞/h以下であることのチェック)に続き、予選リーグ、順位決定戦、優勝決定戦が開催され、手に汗にぎる熱い戦いが展開されました。最終結果は、ディビジョン1では過去に8回優勝している強豪で吉沢選手が所属するレインボーソルジャーが優勝し、ディビジョン2ではウルトラForceが優勝を飾りました。

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【すべての写真提供:関東ブロック電動車椅子サッカー協会】

今回、参加した野田紘暉選手(スポーツ科学部3年)は、「今回参加したメンバーは、私も含めて初めて電動車いすサッカーに触れました。想像していた以上に熱く激しい試合で、生まれて初めて見る生の電動車いすサッカーの迫力に完全に魅入ってしまいました。決勝戦は会場にいる観客、関係者を含め、全員が携帯をいじる手も止めて試合に熱中していました。私たちもボランティアに参加してお手伝いすることだけで終わるのではなく、そこで何かを感じ、それを日々のプレーや日頃の生活の中に活かしていくことも非常に重要だと感じました。これからもぜひ、継続的に関わっていきたいと思います」と語っていました。

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【写真提供:関東ブロック電動車椅子サッカー協会】

WAPボランティア・地域貢献活動プログラム

早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。

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