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AHC(Asian HUman Community)研究
- Posted
- Mon, 07 Jul 2025
概要
AHC (Asian Human Community)研究所は、2008年に当時のアジア研究機構のプロジェクト研究所として設立された。その後、アジア研究機構が地域・地域間研究機構(ORIS)として改組されたが、2005年3月をもって同研究機構が閉鎖されることになった。しかしながら、アジアの「人間の安全保障」は地域的にはミャンマーの軍事クーデター、国際関係からは米中の対峙をはじめむしろ深刻化しており、本研究所の目指す市民社会のネットワークの必要性はいっそう重要性を増している。
本研究所では、アジア諸国の権威主義化を背景に「人間の安全保障」と重なる「非伝統的安全保障」にも注目し、いかに市民の日常生活が担保されるのか、そのためのアジアを含む国際社会の取り組みに関する研究にも着手している。現在も、シンガポールの南洋理工大学非伝統的安全保障センターとも連携し、同研究所長やさらには研究代表者の長年のアジアでのNGOネットワークからもパネリストとして招聘し、シンポジウムを開催している。すでに研究所長らとともに共同研究の成果として数冊の共著書籍を出版している。
外部資金獲得も、基盤研究(B)をはじめ、現在も国際共同研究加速基金、本研究所が重視する市民社会のネットワークに基づく、JICA草の根技術協力支援事業の採択を受けている。今後本研究グループに参加する研究所員や招聘研究員にもそれぞれが有するフィールドを背景に、それぞれの強いネットワークを活かして本研究グループが目指す研究を進めていきたい。
構成メンバー
代表者:利根川 佳子
兼任研究所員:奥迫元、宮澤尚里、香川めぐみ、小山淑子、上杉勇司
招聘研究員:
ジャオ・シールー
佐々木 俊介
設置期間
2025年4月1日~2030年3月31日
IASS研究プロジェクト一覧
| 研究費種目 | 代表者名 | 課題名 | 年度 |
| 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化B) | 山田 満 | 資源管理のための伝統的制度の役割と持続可能性との関係 | 2022-2025 |
| JICA草の根技術協力事業(パートナー型) | 山田 満 | インドネシア国参加型フードバリューチェーンの構築を通じた所得向上 | 2024-2027 |
| 科研費基盤B | 金子 芳樹 | インド太平洋を漂流するASEAN—中国の影響と加盟国の権威主義化— | 2024-2027 |